Business model

『ストーリー思考で奇跡が起きる』から事前の期待設定を学ぶ

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

 最近、ボクは誕生日を迎えました。有り難いことに、Facebookのお友達から、ハッピーバースデーのメッセージをいただきます。この誕生日が、定点観測として活用できるのです。ここでいう定点観測とは、ある時点と別の時点とを比較すること。

 普段のSNSの交流の中では、自身の交友関係がどう変化しているかは気が付きにくい。誰と交流が深まり、誰と疎遠になっているのか。また、誰と新しく繋がり、誰と繋がりがなくなったのか。相当に意識していないと、これらの変化に気づくことがない。

 

 ちょうど、誰かの子どものように。親戚の子のこともあれば、ビジネスでお会いしている人の子のこともあります。その子に会うのが何年かぶりだと、あまりにも成長していて驚くじゃないですか。

 おそらく、ずっと一緒にいると、その成長には気づきにくいハズ。日々、ほんの少しずつ背が伸びているため、僅かな変化に目が行かない。

 しかし、久しぶりに出会うと、その間の成長ぶりを知ることがない。以前に会ったときのままで記憶がとまっています。つまり、比較対象が、何年か前の頃になります。かつての時点と今の時点とを比較することになるため、定点観測を行っているのに等しいのです。

 

 定点観測という観点から、お祝いのメッセージを振り返ってみると、一年前のときよりも交友関係が変化しているのがよく分かる。「ああ、この人は会っていなくても連絡をくれる」「会っていないから、連絡も途絶えたのかも」「会っているのに、連絡がない」と、ある時点と比較することで、自身のつながりの変化が理解できます。

 もっとも、連絡がなくなったことが悪いワケではありません。相手を責めるものでもなければ、自分が悪いと思うものでもない。お互いに変化しているため、やむを得ません。まあ、単純に、Facebookに触れるタイミングが違ったこともありますからね。

 ビジネスやキャリアでも、成長しているかどうかの変化を確かめたいなら、どこかの時点と比較すべき。日々の比較も良いのですが、僅かな変化に気づけないかもしれないため、定点観測と組み合わせるのが良いでしょう。

 

 ビジネスで定点観測を効果的に活用するのであれば、こちらの本に紹介されている方法がオススメ。その本とは、講演会コンサルタントの小山竜央サンによる『ストーリー思考で奇跡が起きる~1%の成功者だけが知っている「人生の脚本」の作り方~ 』(大和書房)。 

 この本では、人生を動かしていくためにイベントを起こすことを提唱しています。イベントとは、何かの催しというよりは、何かの出来事という意味合い。例えば、英語を上達させるなら、英会話学校の予約がイベントです。

 このイベントは、自身が思い描くゴールに向かうために実行するもの。そこで、イベントの後に、期待したとおりゴールに近づいたかどうかを振り返ることを説いています。これ、今回のブログでいう定点観測そのもの。

 

 加えて、振り返りを効果的に行うためには、イベントを設定した際、何を期待するかを記録する旨も説明されています。あるリターンを期待したからこそ、イベントを設定したハズ。ならば、定点観測の比較元は、イベントの前に設定した期待に他なりません。それを忘れないように記録するのです。

 ビジネスでは、何かを意図することなく行動を起こすことなんてあり得ません。例えば、あるマーケティング活動について、見込み客からの問い合わせ数の期待を具体的な数字で設定するからこそ、結果を評価できます。期待を設定していなければ、結果の評価はそのときの感覚で左右されるだけ。

 だからこそ、定点観測を効果的に行うには、事前に期待するものを設定しておくべき。もちろん、プライベートの交友関係は別。しかし、ビジネスでは、キーパートナーをあらかじめ想定していなければ、いつまで経っても低空飛行。定点観測するまでもない。

 

 まとめると、まずは期待を設定し、次に行動を起こし、最後に結果を評価する。日々の振り返りだけではなく、定点観測も加える。自分に言い聞かせるように、整理しました。よろしければ、ご利用くださいませ。

ビジネスをブレイクさせるには、ミュージシャンで考えろ前のページ

ABCバンブーのメルマガを始める予定です次のページ

関連記事

  1. Business model

    遮ることができない耳への情報をビジネスに活かす

    音楽の力って、すごいですよね。そのせいか、夏になると音楽の特番が増え…

  2. Business model

    ビジネスモデルの根幹を成すのは顧客の特定

    学び続けることで、新たな気づきが得られますね。先日も、それを痛感する…

  3. Business model

    『最強の選択術』からバックエンドの設定を学ぶ

    随分と高い階段を登らせようとするもんだ。それは、昨日のブログ「ビジネ…

  4. Business model

    『生き残り価格設定術』から学ぶ

    価格設定。企業にとっては収入の金額が左右されるため、とても重要な要素…

  5. Business model

    3月11日までを自粛期間とする根拠

    何事にも、意図が込められていると嬉しくなる。テキトーに設定しているも…

  6. Business model

    特許戦争で学ぶ、ビジネスのスピード感

     ビジネスでは、スピードが重視される。こういう話をすると、今ひとつ、ピ…

  1. Accounting

    『決算・監査コストの最適化マニュアル』で見える景色
  2. Accounting

    「KAMと内部統制報告制度との関係」を発表してきました
  3. Accounting

    KAMでピンと来ない、あの論点
  4. Accounting

    2025年最新KAMセミナー:いま、企業の“説明責任”が静かに試されている
  5. Accounting

    愛に溢れた『統合報告の保証業務における「主要な検討事項」の有用性』
PAGE TOP