胸が躍る。最近、そんな想いをしたのは、一体、いつでしょうか。期待で落ち着かず、ワクワクしてしまう体験を。
ボクの胸が躍ったのは、まさに今日。なんと、崇拝するホイチョイ・プロダクションズさんが、最新刊を発刊されるとのこと。ボクのエンタメの原点であるホイチョイ・プロダクションズさんが本を出すと聞いて、落ち着いていられるワケがありません。
本のタイトルは、『不倫の流儀 オッサンがモテるための48の秘訣』(小学館)。
まるで、不倫を推奨するような本のタイトルではありますが、内容は不謹慎なものではありません。Amazonの【編集担当からのおすすめ情報】で「粋な大人の読物」と紹介されているとおり、純粋なエンタメ。
この本は、雑誌「ビッグコミック」で連載されていた同名のコラムが書籍化されたもの。ホイチョイ・プロダクションズさんの連載が始まったため、この雑誌を書い続けました。連載の途中でその事実を知ったことから、出版社からバックナンバーを取り寄せたほど。
連載された回のすべてを持ち、また、それらを切り取ってバインダーに綴り込んでいます。いつでも読み返すこともできます。それにもかかわらず、書籍化されることが嬉しい。胸が踊るのです。
どうして、こんなにも書籍化が嬉しいのか。
きっと、コンテンツを書籍という形で味わえる体験が好きなのでしょう。コンテンツはすべて持っている。また、ひとつのバインダーでいつでも読める。なのに、「書籍」という形式に心が動かされるのです。より正確にいえば、電子書籍ではなく、紙媒体の書籍が好き。紙媒体というチャネルで価値提供されるのが大好き。
だから、本を書くという行為も、楽しいと思えるのかもしれません。人によっては苦行と思うのでしょう。しかし、ボクにとっては、最終的に紙の書籍となるため、ワクワク感のほうが強いのです。
それを裏付けるのは、電子書籍を作りたい気持ちがある一方で、その製作になかなか取り組めないこと。電子書籍化するための素材は、ブログ記事としても蓄積されているため、紙の本を書くときよりも負担が軽い面もある。それなのに行動しないのは、紙の書籍を生み出せないことが原因だと気づきました。
以前に、ネット記事を書かないかと打診されたことがありました。そのときも、ピンとは来ない。雑誌への寄稿にはノリノリでも、ネット記事になるとイマイチ気が乗らない。それもきっと、成果物が紙媒体であることを重視している観念があるからでしょう。
そうそう、ホイチョイ・プロダクションズさんの最新刊の表紙は、水色っぽいもの。ボクの最新刊『ダイアローグ・ディスクロージャー KAMを利用して「経営者の有価証券報告書」へとシフトする』(同文舘出版)も、水色がベース。そんなところまでシンクロするなんて、嬉しさ倍増じゃありませんか。
次は、コンテンツ的にもシンクロさせてみるのも、アリですね。前にもこのブログでお話ししたように、ボクには「恋愛会計 ~Love Accounting~」という、飲み会で鉄板のネタがありますから。ただ、書籍化するには、もう少し内容を穏やかにしないといけませんが。
ホイチョイ・プロダクションズさんの雑誌連載時の見出しに習えば、こんな内容でしょうか。
「繰延税金資産の回収可能性でモテる」
「修正後発事象でモテる」
「M&A会計でモテる」
「会計上の見積りの注記でモテる」
「有報の記述情報でモテる」
「KAMへの対応でモテる」
「会計不正への対応でモテる」
どうですか。読みたいと興味がわいてくるでしょうか。これらが一体、どんな内容なのかは、ボクにもさっぱりわかりませんけどね。ただ、電子書籍化よりは製作に胸が踊るため、そのうち書籍化されていたりして。