Accounting

お疲れの、KAM強制適用の事例収集

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

こんにちは、企業のKAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。

今日の2021年6月18日は、もう、ヘトヘトです。こんなにもKAMの強制適用事例が登場するとは。

2021年3月期の強制適用事例は、昨日の時点で、上場企業で累計67社。それが、今日は76社登場したため、累計143社となりました。昨日比で113.4%の増加。

仕事の合間、合間に集計をしていたのですが、こんなに多いと、もう厳しいですね。事例数をカウントするだけではなく、ちょっとしたデータベースも作りながらですから。

結果、拙著『事例からみるKAMのポイントと実務解説』よりも倍のデータ数となりました。これから分析していくのが楽しみです。

そんな数の事例をずらずらと並べても、眺めきれないかと思いますので、今日はここまで。

それにしても、個別財務諸表に対する監査報告書に記載されたKAMで、「監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由」はしっかりと書きながらも、「監査上の対応」は連結のKAMを参照させるケースが増えてますね。しかも、そのほとんどが、某大手監査法人によるもの。そういうファームポリシーでもあるのかしら。

P.S.

2020年3月期に早期適用されたKAMについて分析した結果は、拙著『事例からみるKAMのポイントと実務解説』にてご覧いただけます。まずは、こちらの紹介ページをご確認ください。

3つの特徴がある、本日のKAM強制適用事例前のページ

統合報告の保証にKAMを次のページ

関連記事

  1. Accounting

    コンテンツ化に必要な、文字の「見える化」

    コンテンツが作れずに悩んでいる方が、いらっしゃいますよね。セミナーや…

  2. Accounting

    出版記念イベントに無料で参加できます

    こんにちは、KAM対応のスペシャリストの竹村純也です。今日は…

  3. Accounting

    サステナビリティ開示の書き方をフォローしていくなら

    情報発信することの責任の重さを痛感します。というのも、2023年4月…

  4. Accounting

    これからの「税効果注記」の話をしよう

    2019年3月期の決算の目玉は、税効果会計の注記。BSで非流動とする…

  5. Accounting

    『リースの数だけ駆け抜けて』第16話「開かないファイル」

    2025年7月1日11時40分。会議室に入る前に、氷倉隆は黒嶺尚吾と…

  1. FSFD

    「予想される財務的影響」をめぐる制度設計の岐路 ― ESRS改正案が突きつけるサ…
  2. Accounting

    開示事例の分析はボクにお任せあれ
  3. Accounting

    プラネタリウムで「耐用年数」の用語を聞いたなら
  4. Accounting

    新刊の見本が届きました!
  5. Accounting

    企業がKAM対応に向き合わないことの落とし穴
PAGE TOP