今回は、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園・総合運動場・第一球技場から。ラクロスの試合を見に来ています。
ラクロスという競技をご存知でしょうか。
「ラクロスあるある」で説明すると、ホウキの先に網みたいなヤツがついている棒を使うスポーツ。実際、漢字で表記すると「棒網球」。そのまんまですね。
お世話になっている方にお声がけいただき、第31回関東学生ラクロスリーグ戦の準決勝戦を観戦。ルールを知らないので不安もありましたが、十分、楽しむことができました。
ちなみに、ラクロスのルールって、男子と女子とで違う競技。まあ、会計ルールである会計基準も、日本の上場企業だと、日本基準ひとつだけじゃなくIFRSもあれば米国基準もあり、さらには日本版IFRSとなる修正国際基準(JMIS)もあるので、驚くことでもない。
で、話を戻すと、この日に観戦したのは、男子大学生の試合。男子の試合にもかかわらず、女性の応援が多く、また、観客席の後ろではチアリーダーたちが盛り上げているので、とても華やか。
しかも、ハーフタイムには、試合をしている両大学のチアリーダーたちによる応援合戦もありました。チアダンですよ、チアダン。
ここでふと思ったのは、リアリーダーは、試合中は選手に向けて応援しているのに対して、ハーフタイムでは観客に向けてショーを行っていること。
もちろん、試合中の応援も雰囲気を盛り上げるという意味では観客にも向けられているのでしょうが、メインは選手。一方、ハーフタイムは選手が休憩中あるいは作戦中のため、メインは観客。
このように、観客向けの催しがアマチュアの試合にも組み込まれているんですよね。観客を飽きさせないように配慮されているのです。
これをセミナーや研修に置き換えたときに、休憩中に参加者に何を提供しているのかと。ボクの裁量でできるセミナーのときには休憩中に音楽をかけていますが、それ以上には特に何もしていません。他のセミナーや研修でも、休憩時間は文字どおり休憩しているだけ。
う~ん、参加者をもっと楽しませる工夫があってよいかも。そこで思い出したのが、2006年8月に桑田佳祐サンが手掛けた「THE 夢人島 Fes.」。いろんなアーティストが出演しているため、その入れ替わりの時間が当然にあります。
その時間に桑田佳祐サンは、歌い終わったアーティストと一緒に弾き語りをしていました。「夏の歌コーナー」といったタイトルコールとともに、夏に関連した曲をギターを弾きながら歌うのです。Mr.Childrenの桜井和寿サンとは、あの名曲『奇跡の地球』も披露して観客を満足させていました。
どこまでお客さんを満足させるのかと当時は驚きましたが、今日のラクロスの試合を見て、そのことを改めて思い知らされました。
さて、これからのセミナーや研修の休憩時間には、一体、何を提供しようか。ボクのチアダンじゃ逆効果なので、「踊ってもいいよ!」って方は、ぜひ、ご連絡ください。
P.S.
観戦していて、見ているだけじゃなく、やってみたい気持ちも。まずは、これでルールを勉強しないと。
・田中滋著、岩本祐介監修『ラクロス強化計画―今さら聞けない基本テクと、最新の理論・戦術』