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マインドが違う場合の対処法

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マインドの違い。これはもう、どうしようもありません。

 もちろん、マインドが揃っていないことを否定するものではありません。それはそれで、ひとつの主義や価値観。何も問題ありません。

 しかし、ある方向に向かっていこう、そのレベルは高いもので行こう、と謳っている中で集まったグルーブで、マインドの違いは大きい。グルーブのレベルはボトムで決まるといいます。この程度でいいや、と思う人がいた瞬間に、そのグルーブのレベルがそこに落ちてしまうのです。

 ボクは、できるだけ頑張りたい派。以前に驚かれたのが、ボクがある執筆をしたときのこと。レビューをしてもらった人に、「ちょっと、ここがわからない」とやんわり言われました。もちろん、そんなにハッキリとは言われません。気を遣って、遠回りに傷つかないようにコメントします。

 ただ、ボクは執筆した内容が表に出てしまってはもう修正できないため、いち早くもらえた読者視点のコメントは、伝えたい内容をより伝えやすくする絶好のチャンス。「これは」と思ったコメントには全力で対処します。

 そのときも、ある見出しの文章を丸ごと書き換えました。そのため、レビューコメントをくれた人も、「このタイミングで、ここまでそっくり書き換えるとは」と驚かれたことがあります。でも、そうじゃなきゃ、レビューしてもらう意味がない。

 ボクは、レビューしてもらう立場だけでなく、レビューする立場に回ることもあります。提出期限間近でも、読者に伝わりやすくなるなら書き換えるというポリシーのため、細かな点も含めて、きっちりとレビューコメントを返していきます。

 そんなときにがっかりするのは、「ここまで来たので、今の状態で進めていきます」というコメント。期限間近だから、あまり大幅には修正しないというのです。だったら、レビューさせるなよ、とがっかり。レビューした時間を返せ、ってなりますよね。これ、マインドの違い。

 組織で何かをするときに、そこで集められた人たちのマインドが揃うことは、確率的にムリ。そんな奇跡をアテにするなんて尋常ではない。マインドが違う人が交じることは避けられない。

 このときに、どうするか。2つの選択肢があります。1つは、その人のマインドを高めること。もう1つは、マインドの揃った人だけを採用すること。

 マインドを高めるには、教育が必要。また、時間もかかります。ここで、30倍ルールというものがあります。これは、自己訓練戦略家であるロリー・バーデンさんの『時間投資思考』(ダイレクト出版)で紹介されているもの。

 あなたが、ある作業を5分でできるとしましょう。これを誰かにやってもらうには、その30倍ルールだと、150分を要します。5分の作業を1年に250日続けると、年間で1,250分。

 しかし、150分かけて教え込んだときに、その人に任せられるようになると、あなたにとって1,100分の節約になる。一見、気の長い取り組みのように見えて、十分な成果が得られる計算なのです。

 もう1つの、マインドの揃った人を採用するには、組織に属している、つまり、従業員でいる間は難しい。採用する人のマインドのレベルにも左右されるため、採用する側に回らないとムリ。となると、組織に属している限り、確率的に難しい状況はそのまま変わらない。

 だから、属するコミュニティは、ひとつではなく、複数のほうがいい。それがストレスを貯めない方法。落合陽一サンも『日本再興戦略』(幻冬舎)の中で、ワークとライフとに分けた生き方ではなく、ストレスフルかストレスレスかに分けた生き方が良いと説きます。

 これ、すごい納得。複数のコミュニティを通じてマインドの揃った人と出会えたら、そこで何かを始めるのがストレスレス。どこまでも突き進んでいけるからです。

 マインドの違いに悩んでいるなら、ひとつの組織で仲間集めに苦労するんじゃなくて、複数のコミュニティで同士を見つけたほうが良い。ねえ。ボクと一緒に取り組みます?

 

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