画面ミラーリング、使っていますか。これは、スマホで撮った動画や写真、スマホのアプリからの動画などをテレビの画面に映し出すための方法のひとつ。いざ、やってみると、面白いですね。
最近、Apple TVが我が家にやってきました。画面ミラーリングによって、スマホの画面を無線でテレビに映し出せます。以前なら、スマホの画面サイズでしか見ることができなかった動画や写真を、テレビの大画面で映し出せるようになったのです。ちょっとした感動が得られますよ、これ。
今日も、雑誌類を片付けるときに、スマホとテレビを繋げて、YouTubeでジェニーハイを繰り返し流していました。我が家には、ブルートゥースで繋げられるスピーカーがあるため、片付けのときなら、これで十分。しかし、使ってみたいじゃないですか。
画面ミラーリングといえば、先日、カラオケ屋で驚いた光景があります。高校生の娘やその友だち、パパ友、ママ友たちと、カラオケに行ったときのこと。ひとりの男の子が、カラオケ機器の近くで何かに取り組んでいる様子がありました。
きっと、歌うときのための調整をしているのかなと思っていたら、そうではありませんでした。なんと、彼は画面ミラーリングで、自身のスマホをカラオケのモニターと繋いでいたのです。で、そこに参加していた友だちの写真や動画をスマホアプリで編集した動画をモニターに映し出したのです。
そんなことができるのかと、大人たちは驚くしかない。ボクもビックリしましたよ。確かに、機器が画面ミラーリングに対応しているなら、簡単なこと。ボクが今、自宅で普通に行っているくらいに、何も難しくはないこと。
しかし、最近、カラオケ屋に行く機会がほとんどないため、機器が画面ミラーリングに対応しているなんて想像もしていませんでした。いやいやいや、随分とカラオケ屋が進化しているのですね。
また、カラオケ屋での楽しみ方にもバリエーションが増えていることも新鮮でした。従来のように、歌って楽しむだけではない。動画や写真を共有しながらワイワイと楽しむ方法もあるのです。スマホやそれを取り囲む環境が変化したからこその遊び方。
今どきの人たちと触れ合う機会を持つことは、視野を広げることに役立ちます。これは、ビジネスやキャリアでも同じこと。そういう世界を目の当たりにしないと、現状から進化することは難しい。
例えば、セミナーや研修。相変わらず座学を前提としているスタイルであったり、白地に黒や青のテキストだらけのスライドだったりと、2020年にもなろうとしている今のやり方ではない方法を無批判に続けている講師が多い。
これも、進んでいるセミナーや研修を受けていないから。今、どんな世界があるのかを知らないのです。知ろうとしていない。会計系のセミナーや研修が昔からのスタイルが大半を占めているのは、講師が会計以外のセミナーや研修、あるいは、進化しているセミナーや研修を目の当たりにしていないからに他ならない。
そういうボクは、自分自身の以前のスライドと比べても進化していると実感しています。1年前のスライドでも、会計の業界にいる人とは違う作り方をしていました。その時点から比べても、今のスタイルはかなり変化しています。
これが可能なのは、まったく異なる分野のセミナーや研修を受けているから。まるで男子高校生のカラオケ屋での画面ミラーリングのように、より参加者の理解が進むためのセミナーや研修の進行やスライドに接しています。だからこそ、会計系の講師よりも引き出しが多いのです。
どんな環境に身を置くか、どんな情報に常に触れているかによって、思考や行動は変わってきます。2020年に飛躍したいなら、この年末年始は、2019年とは違った環境や情報を探してみてはいかがでしょうか。