昨日、勉強会を開催しましたよ。テーマは、「コロナ後発」。新型コロナウイルスを受けて後発事象はどうあるべきかを発表しました。
というのも、ブログ「【WEBセミナー】後発事象を軸とした財務報告の検討」でお話ししたとおり、プロネクサスさんでWebセミナー「新型コロナウイルスの影響による 後発事象を軸とした財務報告の検討」を開催するため。
この開催の話を聞いた後輩クンが、俄然、興味を持ってくれました。で、ボクにこう連絡をくれたのです。「お金を払ってでも勉強します」と。
いやいやいや、同じ事務所のメンバーなんだから、そんな水臭いことは要りません。なら、エッセンスを共有するよ、と伝えたのがきっかけで勉強会を開催することになりました。セミナーでは2時間を予定しているところ、1時間に圧縮した形で。
ただ、決算で多用な時期であることと、コロナウイルスで外出を自粛する関係で、オンラインでの開催。オンラインだったら地理的な制約もないため、東京以外の事務所のメンバーにも声をかけました。
東京、大阪、名古屋のメンバーがオンライン上で集い、また、思いも寄らない方も参加する中で、勉強会は進行します。オンラインでスライドを映しながら、ひとりパソコンに向かって説明していくため、いつもとは勝手が違います。
慣れない環境で説明が終わった後には、質疑応答の時間も。かなり実務的な話で想定以上に盛り上がりましたよ。新型コロナウイルスに関する後発事象について、相当、掘り下げて作り込んだ内容に手応えを感じました。
そうした中で、ある参加者から「この内容は、もっと多くの人に知ってもらったほうが良いよね」という声がありました。また、他の参加者からは「とても中身が凝縮された資料でなかなか手に入らないもの」だというコメントもありました。
このとき、ふと思ったのです。この内容をより多くの人の手にとってもらうには、どうすればよいのか、と。
セミナーの内容を知ってもらえれば、今回の参加者のように実務に役立てることを知ってもらえます。実際、この資料を使い倒したいとの声もありましたし。
しかし、これは有料セミナー。内容を教えては、お金を支払って参加する必要がなくなります。確かに、基準をコピペするような手間のかからない内容なら、無料で内容をお伝えしても支障がないでしょう。
ところが、ボクのセミナーは他では得られない解説や事例を提供していく熱量のこもったもの。新型コロナウイルスに関する後発事象のどんな解説資料よりも充実していると自負しています。それを無料で提供しては、今後、コンテンツを持続的に開発していくことが難しくなります。
伝えない、でも、伝えられない。こんな矛盾を抱えているときに、「そうだ、映画の予告編がある」とピンと来ました。
映画の予告とは、宣伝のために行われるもの。映画の内容を感じ取ってもらって、実際に足を運んでもらうための映像です。しかも、映画の本編の映像を利用しながら。ここがミソ。
いわゆるセールスレターで内容を紹介していくときには、すべてを伝えないように、興味を引くような表現が使われます。本編の内容をそのまま利用せずに、匂わせるようにして紹介していきます。ほら、書評でも、やたらめったら内容をさらさないでしょ。それと同じ。
でも、映画の予告編は違います。本編の映像を使うのです。ハラハラドキドキするようなシーンであったり、象徴的なシーンであったり、つい続きが気になるようなシーンであったりと、実際の映像をつなぎ合わせて製作されます。
この映画の予告編という手法を、セミナーでも活用してみてはどうかと考えたのです。で、勉強会の記録を活用して、セミナーの予告編を作ってみました。
せっかくなので、YouTubeにアップしました。チャンネル名は、「ABCバンブーTube」。末尾の「ブーTube」がYouTubeの韻を踏んでいます。それはさておき、こちらの12分37秒の動画をご覧ください
いかがでしょうか。実際に映像をご覧いただくことによって、テキスト情報だけよりも、はるかに説明や資料の様子が伝わりやすくなったと感じています。こうしてセミナーの内容がより伝われば嬉しいです。
こんなセミナーのテイストに納得され、続きに興味を持たれた方は、ぜひ、お申し込みを。