Accounting

内部統制研究学会に登壇が決定しました

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

こんにちは、KAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。

このブログにアップした写真をご覧になりましたか。これは、2020年11月21日(土)に開催される日本内部統制研究学会の第13回年次大会のプログラムです。その初っ端に、ボクが自由論題報告として報告するのです。

それにしても、今年の登壇者も著名な方ばかり。そんな中で、実務家の端くれが冒頭にお話しして良いのかと恐縮しかありません。

まあ、音楽関係の特番でも、最初は若者が元気よく歌い出すのが常。なので、ナウでヤングな感じで張り切って参りますよ、もう。

テーマはKAMと内部統制

当日、ボクが発表する内容は、「KAMと内部統制報告制度との関係」。そう、あのKAM(監査上の主要な検討事項)について、J-SOXに関する制度提案をしたいと考えております。

こう話すと、「竹村さん、何を言っているんですか。KAMは財務諸表監査の話でしょ。J-S0Xには関係ありませんよ」と思うかもしれません。確かに、制度上は無関係なものです。だから、その関係を取り上げる人は誰もいません。

しかし。本当に無関係で良いのでしょうか。日本でKAM制度の導入が検討されているときから、そんな疑問を抱いていました。近くの人たちには話していた内容について、KAM早期適用の事例も踏まえながら説明する予定です。

企業の負担は増やさない

もしかすると、「制度提案だなんて、企業の負担ばかり増やすつもりですか」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。会計士のことを目の敵にしている人にとっては、何を言い出すかと構えることもあるでしょう。

詳細は当日に譲りますが、追加と簡素のセットを提案しようとしています。ただ、追加といっても、制度対応と割り切って最低限で済ますことだけを重視していた企業にしか該当しないはず。これまでの実務で真摯にJ-SOXに向き合ってきた企業であれば、むしろ実質的には簡素化だけになることも十分に考えられます。

気になる方は、ぜひ、ご参加ください。ボクの持ち時間は、30分。これは、発表で25分、質疑応答で5分のため、30分も費やす必要はありません。

オンラインで、しかもお得にご参加できます

今回の内部統制研究学会の全国大会は、新型コロナウイルスの影響があるため、オンラインでの開催です。10時スタートで、ボクのコマに突入します。会場までの通勤時間が不要のため、開始時間の前にオンライン視聴できる環境にあれば良いだけ。

ぜひ、KAMと内部統制報告制度との関係を一緒に考えてみましょう。ボクの発表を聞いて、そうそう、と頷いてもらえると嬉しいです

ちなみに、今回の全国大会の参加費は、昨年よりも安く設定されています。そんな値段でこんな豪華なメンバーのお話しを一日中聞けるため、お得としか言いようがありません。今がお申し込みのチャンスです。

▼参加方法はこちらをご覧ください。
http://www.jicra.org/contents/taikai13.html

 

P.S.

日本におけるKAM早期適用事例の分析について、当ブログでは「財務報告の流儀」というシリーズ投稿で解説しています。ただ、ワンコインの有料コンテンツとして提供しているため、「お試し版」をこちらで用意しています。

 

P.P.S.

2020年3月期に早期適用されたKAMについて分析した『事例からみるKAMのポイントと実務解説』の内容は、こちらの紹介ページをご確認ください。

 

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