Career

まだまだ寄りかかっているんだよ、それじゃ

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

う~ん、キミは何を期待して、そのプロジェクトに参加したのだろう。それは、社内の特別なプロジェクトかもしれないし、今、流行りのオンラインかもしれません。あるいは、友だちのコミュニティでの話かもしれません。

しかし、いったん参加したのなら、全力で取り組まなきゃ、意味がない。いつまでフォロワーでいるつもりなの。

そうやって、キャリアの足しになりそうだと安易に思って、気軽に参加すると、痛い目に会います。なぜなら、輝かしい活躍の大多数は、地味で目立たない活動だ から。

キラキラしたところだけフォーカスして、自分も同じようにキラキラだけしていないなんて、そんな都合の良い話はありません。何でもかんでも、地道にデータを集め、処理し、そこから分析をしていった結果、結論を導き出すのです。

その作業は誰かがしなければならない。フォロワーで居続けるなら、リーダーについていくだけ。何も考えることなく、誰かが「こっちの方向だ」と言われたままに、突き進むだけ。

しかし、それは、ある意味、奴隷と同じ。自身でゴールを設定できずにいるくらいなら、そのコミュニティから脱したほうがよい。でも、そのコミュニティが心地よいと脱することもできません。

だから、あなたにできることは、まず、全幅に信頼できる人を見つけること。これを俗に、メンターと呼びます。その次に、メンターの言うとおりに実施してみる。スポーツで「守破離」と言われるように、最初は基礎をそのとおり実施できることが大事。そこから離れるのは、基礎が出来てから。

そのためには、あなたが提供する価値について、どこまで丁寧に語れるかがキーとなってきます。いくら成果物があったところで、それを説明できなければ、誰も趣旨がわからず、また、使い方も理解できません。なるほど、それは良い方法だと思ってもらえないと、ツールはあっても運用がイマイチな状態が続くだけ。

ねえ、キミもそれくらいのポジションにいるなら、もっと自分ごととして関わっても良いんじゃない。今のままじゃ、ボクに寄りかかっているだけ。それでは、いつか、潰れます。寄りかかるのではなく、寄り添わないと、ね。

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