Accounting

有報の作成者に、1つ、お願いがあるのですが。

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

あなたが有価証券報告書の作成に関係している人に向けて、1つ、お願いがありまして、お話しを差し上げています。

 有価証券報告書の作成に関係していないときには、関係する人に、ぜひとも、ご転送いただけるでしょうか。

 というのも、2020年3月期の有価証券報告書から改正が強制適用となる記述情報の充実についてセミナーを開催することを検討しているからです。 

 この記述情報の充実の中でも「重要な会計上の見積り」については、財務諸表の作成とも大いに関連してきます。これは、2021年3月期から強制適用が見込まれる、企業会計基準公開草案第68号「会計上の見積りの開示に関する会計基準(案)」にも影響を与えます。また、KAM(監査上の主要な検討事項)への対応にも活用できます。

 一方で、会計の専門誌において、記述情報の改正に関する解説がそう多くはないのが実情です。そのためか、改正の内容をよく知らないこともあれば、知っていても対応は難しくないと楽観視していることもあるでしょう。

 しかし、この改正の趣旨を理解すると、とても容易には対応できないことがわかります。時間もかかり、また、他部門との協力も必要な場合があることも実感できるしょう。早くからの取り組みが欠かせません。

 3月決算会社なら、5月や6月に取り組み始めていては、制度趣旨に沿った記述情報の作成はとても厳しい。期末決算が始まる3月から取り掛かっても、間に合わない可能性があります。

 そのため、それよりも早い時点で、記述情報の改正について解説するセミナーを開催することを計画しています。想定している内容は、その改正が求められた背景を踏まえながら、改正の内容、求められている開示のレベル、それを実現するためのポイントなどです。

 そこで、お願いです。

 この計画に対して、あなたやあなたが転送した方々からご意見をぜひ、聞かせていただきたいのです。アンケートにご回答いただけないでしょうか。

 あなたのご意見は、極めて重要です。というのは、あなたを含めた40名の評価によって、このセミナーを開催するか、それとも、中止するかを決定するからです。

 ご多用の中、誠に恐縮ですが、貴重な数分をお分けいただき、セミナーの評価にご協力いただけないでしょうか。

 あなたのご意見は、こちらのアドレス先でお聞かせください。
▼クリックして、アンケートに答える。(終了しました)

 これは、緊急のアンケートです。セミナーの開催にあたっては、コンテンツ作成の時間が必要だからです。そのため、2019年11月11日(月)12時までの回答状況で判断したいと考えています。

 アンケートには数分で回答できますので、これを見た時点で、ご回答ください。あるいは、有価証券報告書の作成に関連する人に、ご転送ください。

 ご協力、どうも、ありがとうございます。

P.S.

日本におけるKAM早期適用事例の分析について、当ブログでは「財務報告の流儀」というシリーズ投稿で解説しています。ただ、ワンコインの有料コンテンツとして提供しているため、「お試し版」をこちらで用意しています。

ハイス・ファン・ウルフェン氏の講演で得たヒント前のページ

記述情報に関するブログ記事をまとめてみた次のページ

関連記事

  1. Accounting

    KAM強制適用事例、第3号の登場

    こんにちは、企業のKAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。…

  2. Accounting

    決算説明で「全社一丸対応」すべき理由

    最近、ボクがセミナーで経理や開示の担当者に向けて話しているのは、「全…

  3. Accounting

    有報・記述情報と新型コロナウイルス

    昨日の2020年3月1日に投稿したブログ記事「新型コロナウイルスが決…

  4. Accounting

    最新レポート「有報・記述情報の勉強会」

    ふぅー。終わりましたよ、有価証券報告書の記述情報に関する勉強会が。今…

  5. Accounting

    KAM早期適用を総括したセミナーを開催します

    こんにちは、企業のKAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。…

  6. Accounting

    収益認識の新基準への対応で最も必要なこと

    こんにちは、KAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。今日は…

  1. Accounting

    『リースの数だけ駆け抜けて』第2話「小さな勉強会」
  2. FSFD

    英国が直視するサステナビリティ保証の課題と日本企業への示唆
  3. FSFD

    IFRS S2が描く「新・排出量開示の設計図」──GHGプロトコルからの静かな決…
  4. FSFD

    サステナビリティ情報開示の極意 -戦略的アプローチで利用者の期待に応える
  5. FSFD

    ESRSとISSB基準:サステナビリティ開示が切り拓く競争優位の新次元
PAGE TOP