Career

在宅勤務のストレス解消に、オンライン飲み会

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

在宅勤務が続いている人も多いのではないでしょうか。緊急事態宣言が全国に拡大されたため、さらに在宅勤務の流れが加速すると見込まれます。

 ボク自身も、在宅勤務が続いています。平時に在宅勤務するなら、特に問題はありません。なぜなら、行動に何ら制限が課せられていないから。

 在宅での勤務が終わった後に、飲みに行くこともできます。セミナーに参加することもできます。そこに自由が確保されているため、苦になる場面がない。

 しかし、有事の在宅勤務では、話が変わります。緊急事態宣言の下で外出自粛が求められる状況では、在宅勤務でやりとりする内容も緊迫度を帯びてくる。なかなかのプレッシャーを受けるため、ストレスが溜まる。さすがに気が滅入ってきますよね。

 もちろん、電話やグループ電話、Web会議で仕事仲間と話す機会はあります。決して一人だけの作業ではありません。方針を決めたり、課題を解決したり、また、ちょっとした近況を交換したりと、会話はしています。

 ただ、顔が見えない。Web会議でも基本的にビデオ機能をオフにすることが多いため、音声のみ。言語によるコミュニケーションが多くを占めています。

 身振りやしぐさ、表情などの非言語によるコミュニケーションが欠落した状態。普段だったら読み取れる情報が得られないため、ストレスが溜まっていくのでしょう。不安も募ります。

 実際、リモートワークを主体とした会社では、わざわざ仕事仲間の顔を映し出すようにしているとか。たとえ会話をしない相手でも、視界に誰かの顔があることで精神的に良いそうです。やっぱり、顔を合わせた機会が必要なんです。

 そこで、やっちゃいましたよ、最近流行りのアレ。そう、「オンライン飲み会」を。昨日、人生初のオンライン飲み会を開催しました。「リモート飲み会」とも呼ぶそうで。参加した経験もないのに、いきなりの主催。そのときの参加者も全員が初体験。

 最初はぎこちなさや不慣れさがあったものの、やがて、いつもの飲み会のような流れになりました。ときには、お子さんも画面に入ったり、我が家ではカミさんが途中で乱入したりと、普段の飲み会では見ることのない光景もあったためか、参加した皆さんに満足してもらえました。

 オンライン飲み会を開催してみて、良かった点と課題を振り返ってみると、次のとおり。

 良かった点は、途中の入退場をOKとしたルール。やはり、緊急事態宣言の下のため、急な仕事の対応も想定されます。所詮は飲み会。参加や不参加に気を遣うようなものではありません。実際、途中からの参加もあれば、途中までの参加もありました。

 また、身内の乱入もOKとしたルールも設けました。自宅からの参加のため、ご家族がいらっしゃる方も含まれます。特に小さな子どもは、親が何をしているのかが気になります。邪魔者扱いを受けないように、このルールが活きてきます。最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、最後はカメラに顔を近づけるほどになっていましたし。

 加えて、あまり近すぎないメンバー選定にも配慮しました。普段の業務で一緒にいるメンバーでも構わないのですが、仕事の後のプライベートまで付き合うのは嫌だと感じる人もいてもおかしくない。そこで、近すぎず、でも離れすぎないメンバーに声をかけました。

 こうした気軽さや安心な場づくりが、参加のハードルを下げたと分析しています。

 課題としては、何かしらのイベントを仕込んでおくのが良さそうだったこと。特にオンライン飲み会に不慣れだと、普段のように話しかけることがしにくいことがあります。ひとりひとりに話を振っていくスキル、まるでバラエティ番組の司会者のようなさばきが大切になってきます。

 とはいえ、そんなスキルはすぐには身につかない。そこで、何かテーマを決めたうえで意見を交換し合うとか、人と被らないようなお酒を準備して披露し合うとか、話を振ることができるような工夫があると、より楽しめそうな気がしました。

 あと、これは実践してみて気づいたのですが、意外と思うように食事ができないこと。飲むことは支障がないのに対して、食べることは何気に気を遣いました。ボクは普通に夕飯を持って参加したせいか、がっつりと食べる時間が持ちにくい印象がありました。

 慣れもあるのでしょうが、スナック系や軽食のような一口、二口で食べられるようなものが適しているのかもしれません。これはオンライン飲み会の経験値を積むことで見えてくる気がしています。

 というワケで、在宅勤務でストレスが溜まっているなら、オンライン飲み会をオススメします。

 えっ、主催するのが面倒だって。なら、ボクが参加者に送った文面を掲載しておきます。●部分を埋めて連絡するだけ。ね、簡単でしょ。いますぐにでも実行できそうでしょ。そうそう、こういう新しいことを始めるには、新月のタイミングが最適。次の新月は、2020年4月23日の木曜日なので、開催日は決まり。

 なお、自宅で飲むせいか、飲みすぎてしまうことがあるとのこと。ボクも翌朝、二日酔いでした。くれぐれも、飲みすぎにはご注意を。

↓↓↓オンライン飲み会の開催文例↓↓↓

こんにちは!

飲み会のお誘いです。
といっても、オンラインでの飲み会。

自宅にいながら、スマホやパソコンを通して
飲み会を開催しませんか。

最近、巷で流行りだしたので、
聞いたことがあるかもしれません。

今、オンライン飲み会を一緒にしたい人に
お声をかけました。

初めての試みのため、次のような感じで進められたらと
考えています。

====================

日 時:●月●日(●)●時●分~●時●分

ツール:オンライン飲み会サービス「たくのむ」
https://tacnom.com/

持ち物:
・スマホ、あるいは、パソコン(顔を映し出せるカメラ機能が使えるもの)
・ご自身の飲み物(つい飲みすぎるようなので、ご注意を)
・ご自身の食べ物

ルール:
・短い時間の参加でも、OK
・家族や身内の映り込み、OK
・背景を変えても、OK(上記ツールのサイトで設定をご確認ください)

====================

ツールの仕様上、参加人数に上限がありますが、
他に参加を呼びかけたい人がいれば、
●までご一報いただければ幸いです。

まずは、あなたのご参加の可否をお知らせください!

xxxxxxxxxx
(ここに、アンケートのアドレスを記入。ちなみに、ボクはGoogleフォームを利用しました)

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