Accounting

【WEBセミナー】後発事象を軸とした財務報告の検討

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、後発事象の注記をどのように記載すべきかについて悩まれていたり、検討されていたりしているかもしれません。実際、そのような後発事象を注記している事例もありますからね。

 しかし、医療や日常品を取り扱う場合を除き、在宅勤務が続いています。緊急事態宣言が延長される中で、リモートワークの継続に迫られている人も少なくはありません。もちろん、限定された範囲で通勤しているケースもあるのでしょうが、以前のようには出社できない状況となっています。

 こうした状況では、普段のように調べることができません。出社したとしても、限られた時間の中で優先順位の高い作業の処理に追われます。開示については少し先の作業のため、調べ物をする余裕がないこともあるでしょう。

 また、関連書籍を探しに書店に行こうとしても、専門書や実務書を扱う大型書店は、軒並み休業か時短営業。そもそも外出の自粛が呼びかけられる中で、大型書店が立地しているようなエリアに足を運ぶこともはばかれます。

 このように、情報へのアクセスが制限されているため、存分に調べ物をすることも困難になっている状況も想定されます。その結果、後発事象をはじめとした財務報告での対応が見えづらくなっていることもあるでしょう。

 そこで、新型コロナウイルスの開示影響について、後発事象を軸として解説するセミナーを急遽、開催いたします。主催は、株式会社プロネクサスさん。いつも、後発事象のセミナーを開催していただいております。

 そんなご縁で、セミナー講師を務めるのは、ボク。このブログでも2月の時点から、新型コロナウイルスによる会計や開示、ビジネスへの影響について、お話ししてきております。ときには海外状況について発信したことも。もちろん、ブログでは紹介していない内容もあります。

 セミナーでは、後発事象に関する基本的な事項から網羅的に論点を抽出していこうと考えています。そのうえで、新型コロナウイルスに関連した財務報告における論点を説明していこうかと。記述情報にも視点を広げた内容も含めるつもりです。

 具体的には、次のとおり、開催が予定されています。

===
(1)テーマ
新型コロナウイルスの影響による 後発事象を軸とした財務報告の検討
~国内や海外の関連するガイダンスや開示事例を踏まえて理解する~

(2)視聴期間
2020年5月22日(金)10時から6月30日(火)17時まで(再生時間:約2時間)

(3)受講対象者
経理財務・決算開示部門の管理責任者・担当者、監査役 等

(4)プログラム(予定)
・新型コロナウイルスの下での決算状況
・後発事象の基本的事項からの論点の抽出
・開示事例の分析
・開示後発事象の記載の仕方
・新型コロナウイルスに関連した記述情報の事例
(注)収録日までの状況を踏まえて、内容や構成が変更となる可能性があります。

▼詳細、お問い合わせは、こちら。
https://p-support.pronexus.co.jp/home/files/open/20200501d.pdf===

 有価証券報告書の提出の延期が認められ、また、株主総会の延期や継続会といった対応が話題となっています。そのため、「開示の話はまだ先で間に合う」と楽観視されているかもしれません。

 確かに、有価証券報告書の提出日を延期すれば、その分だけ検討する時間が確保される印象を持たれるでしょう。しかし、状況は刻一刻と変化しています。昨日まで描いていたシナリオについて、今日になって見直さなければならない事態も十分に想定されます。思っているほどには、のんびりと構えていられないのです。

 このセミナーを視聴することによって、財務諸表や記述情報の開示を通じて、財務報告の利用者に自社の状況を適切に理解してもらうための作戦会議としませんか。あなたの参加を心よりお待ち申し上げます。

セミナー「新型コロナウイルスの影響による 後発事象を軸とした財務報告の検討」に参加する

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