Accounting

財務報告の流儀 Vol.038 岡三証券グループ、東陽

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

 文豪ゲーテが開示責任者なら、財務報告の流儀を求めたことでしょう。「一つのことが万人にあてはまりはしない。めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ」と話していたのだから。

 そこで、KAM(監査上の主要な検討事項)を早期適用した事例から、財務報告のあり方について考えていく連載が、この「財務報告の流儀」シリーズ。今回は、次の事例を取り上げていきます。

(1)事例

証券コード 8609

会社名 ㈱岡三証券グループ

業種 証券、商品先物取引業

開示書類 有価証券報告書

決算日 2020年3月31日

監査法人 東陽監査法人

会計方式 日本基準

(2)早期適用によるKAM

連結財務諸表に対するKAM

  • 繰延税金資産の回収可能性の検討
  • 負ののれんの算定の妥当性

個別財務諸表に対するKAM

  • (ないと判断)

 今回の事例から学ぶべきポイントは、次の2点です。

  • KAMの文章のわかりやすさ
  • 不用意に2つの意味を生み出していないか

 同社の有価証券報告書をご準備いただき、実際の開示を確認しながら、財務報告のあり方を学んでいきましょう。いかに財務報告を良くしていくかに真摯に向き合っている人だけ、この先にお進みください。(注:無料の「財務報告の流儀(お試し版)」はこちらから。)

 

P.S.

この解説がベースになった書籍『事例からみるKAMのポイントと実務解説―有価証券報告書の記載を充実させる取り組み―』(同文舘出版)はこちら。

 

 

財務報告の流儀 Vol.037 野村ホールディングス、EY新日本前のページ

財務報告の流儀 Vol.039 松井証券、PwCあらた次のページ

関連記事

  1. Accounting

    あなたの知らない、気候変動が会計に与える影響

    最近、調べまくっていたものがあります。それは、気候変動が会計に与える…

  2. Accounting

    財務報告の充実の背景にある、企業側のマインド

    こんにちは、企業のKAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。…

  3. Accounting

    情報爆発で記述情報のことを調べきれない

    情報爆発が会計の世界にも及んでいたと感じた今日。ほら、横軸を時間の経…

  4. Accounting

    業務フローを理解するために必要なもの

    抽象か、具体か。プロジェクトが成功するには、この抽象と具体をいかに行…

  5. Accounting

    コラム「見積開示会計基準に基づく注記はシグナルか、ノイズか」を書きました

    こんにちは、企業のKAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。…

  6. Accounting

    『稼ぐ人の「超速」文章術』に学ぶ自由な文章の作り方

    文章をパターンで書く。穴埋め式のテンプレートで文章を作っていく。チャ…

  1. Accounting

    バンブー式簿記講座が始まりました
  2. FSFD

    気候開示に取り組むには、TCFDか、IFRSのS2基準か
  3. Accounting

    内部監査はここまで変われる──KAMと生成AIが実務にもたらす現実的インパクト
  4. FSFD

    TNFD提言とISSB基準との整合性ショートレビュー
  5. FSFD

    ISSBのスコープ3カテゴリー15修正案が投げかける本質的な問い
PAGE TOP