質問です。いくつの電子書籍アプリをご存知ですか。電子書籍アプリとは、電子書籍を読むためのスマホやタブレットのアプリケーションのこと。
果たして、何個、挙げられるでしょうか。1つ? 2つ? それとも、3つ?
正解は、、、ボクにはわかりません。調べてみたのですが、無理。電子書籍アプリには、かなりの数があるから。例えば、ジャンルを問わない電子書籍アプリには、次のものがあります。
- Kindle
- Kinoppy
- honto
- 楽天Kobo
また、雑誌やマンガなどに特化した電子書籍アプリには、次のものがあります。
- dマガジン
- LINEマンガ
- ブック放題
- DMMブックス
- BookLive!Reader
これで、すべてが網羅されているワケではありません。いや~。こんなにも沢山あるとは、思いもしませんでしたよ。ボクが使っているのは、2つしかありません。
こうした状況は、書籍販売のビジネスモデルとして、顧客に電子書籍を提供するチャネルが豊富なことを意味します。裏を返すと、ひとつのチャネルにしか対応できていないと、販売数が限定されてしまう、ということ。
例えば、Kindleのみで電子書籍を販売していては、hontoだけを利用する人には届けれられない。紙の書籍でいうなら、販売する書店を特定の地域に限定しているようなもの。このような状況は、読者にとっても、著者にとっても、また、書店や出版社にとっても喜ばしいものではありません。
とはいえ、闇雲にチャネルを増やすのは、得策ではない。お客さんがいるチャネルで電子書籍化しなければ、販売に至らないから。書籍というコンテンツを届けたい人が利用している電子書籍アプリを見定めたうえで、チャネルを増やしていく必要があります。
そういう意味で有り難いのは、拙著『ダイアローグ・ディスクロージャー -KAMを利用して「経営者の有価証券報告書」へとシフトする-』の電子書籍化。2021年10月に、3つの電子書籍アプリで利用できるようになりました。
きっと、アプリごとに電子書籍化の仕様が違うハズ。それにもかかわらず、チャネルを3つも確保していただきました。編集担当者をはじめとする同文舘出版の皆さまには、感謝しかありません。ありがとうございます。
2020年6月に発売した『ダイアローグ・ディスクロージャー』は、まだ、KAM適用、しかも早期適用が始まる前に、海外のKAM事例を解説していました。また、日本企業の優良な記述情報なども紹介することを通じて、KAMを利用して「経営者の有価証券報告書」へとシフトすることを呼びかけました。
この呼びかけが、財務報告をより良くしていこうと考えている方々に評判が良いんです。事実、この本がきっかけで、想定もしていなかった方々からお声がけしていただきました。メッセージが伝わっていることが実感できた本なのです。
今回の電子書籍化によって、呼びかけがさらに伝わることを期待しています。電子書籍アプリは次のとおり、3つご用意できていますので、お好みのものをお選びください。