観光地は世界でいろいろあるものの、この地を嫌いだという人は未だかつて聞いたことがない。行ったことがある人はもちろんのこと、行ったことがない人でも一度は行ってみたいと声を揃える場所。それは、ハワイ。
そんなハワイに訪れる観光客の数が、沖縄のほうが上回っていることは意外と知られていない事実。2017年にハワイを訪れた観光客は938万人なのに対して、沖縄を訪れた観光客は939万人。1万人の差をつけているのです。
とはいえ、滞在している日数と、その地に落としていくお金については、ハワイのほうが2倍以上上回っているそうで。経済的にはまだまだハワイのほうが上手なんです。
ボクは、一時期、ハワイで暮らせるようになれないかと画策していました。あんな湿度が低くて、海がキレイで、食べ物も楽しめる地。そりゃあ、暮らしたくもなるでしょう。2006年に発売した『レバレッジ・リーディング』(東洋経済新報社)の著書である本田直之サンが、東京とハワイで生活するデュアルライフを送っていたこともあって、憧れが募っていました。
また、本田直之サンは、ハワイ生活の経験を活かして、ハワイでの楽しみ方を紹介する本を何冊か、執筆しています。『本田直之のハワイを極める50の法則』と『あなたのハワイが変わる 本田直之式ワイキキのルール』(ともに、エイ出版社)は、当時のハワイ旅行のバイブル。読んでいるだけで、ワクワクしてきます。紙の手触りや印刷の具合が、なんとも言えずハワイ心をくすぐります。
あるとき、後輩クンが新婚旅行でハワイに行くときに何も調べていないと言うものだから、すぐにこの2冊を貸し付けました。で、その本で予習したうえで、新婚旅行のプランを直前に練ったのです。おかげで充実した新婚旅行が過ごせたようで、奥サマが喜んでいました。このように、ハワイに行くときに使えるのが、本田直之サンの本。
しかし、本田直之サンは、ただハワイの憧れを煽っているワケではありません。きっと、ボクのように、ふわふわとハワイとのデュアル生活に憧れている人が増えたのでしょう。著書『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと』(朝日新聞出版)では、その厳しい現実も知らせています。この本を読んで、ただ憧れていてはダメだと思い知ったのです。
ただ、観点を変えると、違う選択肢も見えてきます。ボクの今の仕事でハワイに移ってやっていくのは、おそらく厳しい。ところが、その職業に縛られなければ、ハワイ生活も不可能ではない。そんなことに気づいたのです。
例えば、ハワイにある保養所施設の管理人という選択肢があります。もし、そういう仕事に就けるなら、憧れのハワイでの生活が可能になります。ずーっとハワイで暮らせるのです。ちょっとだけ視点を変えるだけで、それを現実にできる方法が見いだせる。
具体的な方法が見いだせたのなら、あとは、そのアイデアに乗るかどうか。今のところ、そのアイデアには乗るつもりはないため、実現化していません。
また、これとは別のアイデアがあります。これは、あるコンサルタントの実話。ハワイではりませんが、海外での講演に呼ばれたときのこと。主催者の人から「どうぞ、ご家族とともに、一週間前からお過ごしください」と高級ホテルを用意してくれたそうです。このアイデアだったら、ぜひ、乗りたい。
ボクの提供する価値に照らすと、会計か、ビジネスモデルか、キャリアがテーマ。このブログのABCは、これらの頭文字ですからね。ハワイで講演するのに、さすがに会計がテーマになることはない。より幅広で身近なテーマというと、キャリアでしょうか。
参加者が前のめりになるセミナーの作り方、読者がすいすいと読み進めていく本の書き方、1500字程度のブログ記事を毎日書く方法などのテーマだと、理論も実践も踏まえて説明できそう。オアフ島のホテルで、これらをテーマにした講演やセミナーの講師に呼ばれたい。
というワケで、そんな案件をお求めの方は、ご遠慮なく、お問い合わせください。そうそう、本田サンによるハワイ関連の直近の単著『本田直之のあたらしいハワイ』(エイ出版社)も読み込んでいるため、ハワイのホノルル空港からワイキキまでは「チャーリーズタクシー」を使えますし、「UBER」も登録済みのためワイキキでの移動も容易。自立して動けますので、主催者のお手を煩わせることはありませんよ。