今年、花火はご覧になられましたか。あいにく、ボクはまだ直接は見ていません。見たのは、テレビで放映された花火大会の様子だけ。
最近では、ドローンを飛ばして花火大会を撮影しているものがあります。打ち上がった花火を空中から撮影したり、花火の中にまで入って撮影していたりと。昔じゃ考えられない臨場感が得られます。
そんな画面を見ていて思ったのが、「これ、VRで撮影すれば、花火大会の後にもコンテンツを活かせるんじゃないの」ということ。で、調べてみたら、やはり皆さん、すでに取り組んでいましたね。花火大会をVRで生配信しているところもありました。
こんな風に調べてみたのは、ゴルゴ13の影響かもしれません。雑誌『ビックコミック』(小学館)で連載中のゴルゴ13に、ちょうど今、AI眼鏡が登場しているから。
このAI眼鏡は、VRゴーグルというよりも、漫画「ドラゴンボール」のスカウターのようなもの。これをかけると、電車のホームの駅員だろうがホテルのドアマンだろうが、ゴルゴ13を見た瞬間に、国際的なテロリストだと眼鏡に表示されるのです。ゴルゴ13の顔を知っている人は世界でも限られているにもかかわらず、どんな人であっても彼だと識別できるのです。
ボクとしては、このAI眼鏡を別の目的で使用したい。それは、英語の文献を読むとき。このAI眼鏡があれば、翻訳がグラスに浮かび上がりそうじゃありませんか。
これがあれば、専門書やビジネス書など、英語でしか記載されていない文献を読むときにも、今のスピードよりも早く読み進められます。その結果、早く行動につなげることができます。
もちろん、今でもグーグル翻訳がそれに近い機能を果たしています。スマホのグーグル翻訳アプリで「カメラ入力」を選択したうえで英語の文献にかざすと、英文が日本語の文章に置き換えられて画面に映るのです。
ただ、スマホの画面は洋書の幅よりも小さいため、カメラ入力の幅に英文が収まりにくい。また、手でかざすため、画面のブレも生じます。なので、思ったほどには活用していません。
さらに、専門用語の英文となると、まだ見ぬAI眼鏡の登場が待ち遠しい。先日、専門用語の文献を翻訳していたときに、それを切望しましたよ。
ホラ、そもそも専門用語の英訳を知っていなければ、翻訳がはかどる訳がない。こんな感じかなと当たりをつけながら、日本語に置き換えていく。しかし、あとで専門用語の英訳を見つけると、「あっ、そんな話だったんだ」「もしかして、あの箇所はこう翻訳すべきでは」と振り返るばかり。
無料の翻訳サービスに、自分用に専門用語の辞書を登録できないものかしら。ちょっと調べてみても、古い解説ばかり。そんなに需要がないのでしょうか。
いや、ボクがこんなに求めているのだから、その分野の人たちも求めているハズ。ちょっとしたビジネスにもなりそうだし。
今や花火大会にも最新のデジタル機器が使われているのだから、英文にも最新のテクノロジーを駆使して攻略したい。良いお知恵をお持ちの方は、ご一報くださいませ。
えっ、自分で専門用語を覚えたほうが早いって。そんな花火みたいに、一瞬の夢にしないでくださいよ~。この場から、ドロンしまーす。