Career

現場に立ち続けている人が講師の研修はすごい

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

現役のベテラン。こんなに説得力のある存在はありません。今日、そんな現役のベテランが講師の研修を受けてきました。

 その分野に携わって、約30年。決してマネジメントに退くことなく、今でも現場に立っています。自ら現場を回し、自ら決断を下している。

 ホラ、たまに、偉くなって現場から遠ざかってしまったがために、総論は話すことはできても具体論になると何も話せない人がいますよね。そんな人に出会うと、ボクはガッカリします。

 もちろん、マネジメントするという意味では、必ずしも現場に立つ必要がないのかもしれません。しかし、現場から離れることによって、現場で起きている状況を理解できなくなるのは困りもの。

 先日、お亡くなりなった世界的なマーケッターのダン・ケネディ氏も、最期まで現場に立っていた方。売れても現場から離れることはなく、また、ニュースレターで情報発信を他の誰よりも長く行ってきた。そんな人であるからこそ、話す言葉のひとつひとつに重みがある。だから、ボクはいつまでも現場に立っている人が好き。

 今日の研修の講師が、今でも現場に立っている人であったため、そんな人が講師の研修が面白くないワケがない。こんな話はもっと世に広まって欲しい。だから、この研修をボクが書籍にまとめたい気持ちでいっぱいでしたよ。

 研修後に、講師にそんな話をしたところ、「竹村さん、これは文字にしてはいけない話ですよ」とやんわりと断られました。ホント、これ、世に出したくて仕方がない。でも、ダメなんですよね。残念ったら、ありゃしない。

 しかし、それでいいんです。そんな強烈な研修を受けたら、こちらは刺激を受けまくり。そのパワーを、ボクなりの表現で世に伝えていくだけ。変に楽をすることなく、地道にコツコツを積み上げていくのが、目指すところだと再確認しました。

 というワケで、この週末はいろいろと頑張りますよ。あなたは、どうする?

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