Career

ルーティンは最強

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

あーー、やってしまったーーー。記憶がないほどに酔っ払ってしまったのです。

 昨日は、ホームパーティーに招かれていました。会場は、初めて訪れるお家。はじめましての方もいる中で、宴は夕方から始まりました。

 楽しく進む中で、途中から寝てしまったようです。だから、記憶がない。どう帰ったのかも覚えていない。

 でも、不思議なんですよ。そんなに沢山お酒を飲んでいたワケでもなく、眠気も感じていなかった。それなのに、突然、眠り込んでしまったのです。

 今朝、目を覚めると、そのときの服のままで眠っていました。午前中は、だるさでまったく起きられない。午後になってようやく起き出す始末。ここまでダルダルになったのは、一体、いつぶりなんだろうかと思うほど。

 昨日よりも沢山お酒を飲んだときでも、家に帰ってブログを更新することができていたのに、今回だけは無理。寝てしまったので、今になって取り組んでいます。

 このブログだけではなく、他に予定していたこともできない状態。仕事の効率の観点から言うと、極めてダメ。

 仕事はルーティンにすることが大事だとよく言われます。マーケッターのダン・ケネディは、創造性が求められる執筆であっても、毎日、同じ時刻になると机に向かっていました。この時間帯にはこれをする、と決めることで仕事の効率を高められるのです。

 身近なところでは、歯磨きがそう。よし歯を磨くぞとやる気を出している人はいないハズ。そんなに意気込まなくても、習慣化していることから、同じようなタイミングで歯を磨いていますよね。これがルーティンの強さ。

 ブログでも、同じ。「よく毎日、書けますね」と不思議がられることがありますが、これもルーティンにしているから。例えば毎週一回の更新だと、毎日のルーティンに組み込めないため、むしろ続かない。だから、ブログをやるなら毎日更新するほうがかえって楽だよ、と話しています。

 ただ、ブログの場合、歯磨きと違って、まとまった時間が必要です。内容を考え、ライティングをし、ブログにアップする。また、タイトルを考えたり、アイキャッチの画像を選んだり、SNSにも投稿したりと、それなりの時間がかかります。

 そんな時間を日々のルーティンにするためには、自分の生活をコントロールすることが必要です。必ずその時間を確保できるように、環境を整えることが大切。そこでは、ルーティンを阻害するものは排除しなければなりません。

 昨日のボクのように、次の日までダメにするようではコントロールができていない。そんな飲み方を排除しなければいけなかったのです。あるいは、飲む前にブログを更新することもできた。ちょっと甘かったですね。

 そんな反省とともに、ルーティンの強さを実感した3連休の中日でした。あなたは何をルーティンにしていますか。

(2019.9.16追記)
 この記事をアップした後に、あの世界的なラッパーのエミネム氏も、ルーティンを使っているとの記事を見つけました。
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Webメディア「HIP HOP DNA」
Sep. 12 2019
Akonがエミネムのスタジオでの様子について語る。「彼はサラリーマンのようなスケジュールで動いてる」
===

 毎日、エミネム氏は、朝9時にレコーディング・スタジオに入り、13時になると昼食を食べに行き、きっかり1時間後にスタジオに戻り、17時になると帰っていく。プライベートを大切にしたいという理由がこうさせているそうですが、音楽という創造的な分野でもルーティンで回していることが判明しました。

 このように、エミネムの働き方からも、ボクが唱える「ルーティンは最強」を裏付けています。圧倒的な成果を出し続ける人は、やっぱり、ルーティンなんですよ。

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