Accounting

KAMの資料がプロジェクトメンバーから褒められました

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

今日、嬉しかったこと。一緒にプロジェクトを回しているメンバーから褒められました。このメンバーのことを、「褒めメン」と呼ぶことにしましょう。

 ボクは、所属する事務所で、KAM(監査上の主要な検討事項)への対応プロジェクトの責任者を務めています。そのプロジェクトから、複数の成果物を事務所内に展開しています。この半年を見ても、片手じゃ足りないくらいに。

 今日も、成果物をリリースしました。あるメンバーにネタを出してもらったものを、ボクが最終的にまとめたもの。このネタ出しメンバーのことは、「ネタメン」と呼んでいきますね。

 今回の成果物は、まずは土台づくり。これは、ネタメンたちは、コンテンツの素材となるネタを集め、また、取捨選択します。

 次に、土台のうえに建築します。ボクが取捨選択されたネタを編集してきます。まとめ方に悩んでいたのですが、ひらめいたものがあったため、より実務に使いやすい形としました。

 この結果、ひとつの成果物として仕上げていったのです。つまり、ネタメンたちの努力があったからこそ、ボクは編集できたのです。

 そうして成果物のドラフトを作成しました。それをプロジェクトのメンバーにレビュー依頼しました。で、レビューコメントの期限である今日、あの褒めメンからメールが届いたのです。メールには、こんな言葉が書いてありました。

「KAM記載に向けての素晴らしい資料だと思いました」

 これ、嬉しくないですか。プロジェクト仲間からの言葉とはいえ、率直なコメントは素直に嬉しかったです。きっと、ネタメンたちも喜んだんじゃないでしょうか。

 こうして喜んでいたときに、ネタメンの一人からのレビューコメントに目を通しました。そのコメントがあまりにも的確であったため、その趣旨を前面にだすことに急遽、変更することに。

 で、資料の「はじめに」の記述を大幅に書き直しました。当初、5行くらいのあっさりした記述だったところ、丸々1ページを使うほど。画像も入れようと考えていたのですが、2ページにわたるため、表紙に持ってきました。

 こんな感じで、褒めメンからの言葉の後に、随分と改良を加えていきました。プロジェクトの仲間も成果物を見て、驚いたんじゃないでしょうか。レビューで見たものと随分と変わっている、と。

 何かを創るときに、同じ仲間からの反応が良いと嬉しいですね。なんてったって、最初の読者ですから。その反応が悪いと、リリースした後の反応も大きくはならない。ある意味、市場テストのようなもの。

 このKAMも、最近よく話している記述情報も、良い感じで進んできています。あとは、執筆かな。週末も頑張りますよ。

P.S.

日本におけるKAM早期適用事例の分析について、当ブログでは「財務報告の流儀」というシリーズ投稿で解説しています。ただ、ワンコインの有料コンテンツとして提供しているため、「お試し版」をこちらで用意しています。

P.P.S.

2020年3月期に早期適用されたKAMについて分析した結果は、拙著『事例からみるKAMのポイントと実務解説』にてご覧いただけます。まずは、こちらの紹介ページをご確認ください。

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