Career

目の前の専門家をネット検索してみましたか

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

花粉症がラクになるなら。以前から、ある方法を耳にしていたのですが、「ふ~ん」という感じで実際に取り組むことがありませんでした。

 しかし、先週のこと。どうにもこうにも、目がかゆい。花粉にやられる箇所は、まずは目、次に鼻。今年は大丈夫だろうと根拠もなく楽観視していたのですが、やはり何もしなければ結果は変わらない。まあ、薬も使わず、ですからね。

 2020年2月20日はブログ『オンライン講座の収録はこの2点に注意する』でお話ししたとおり、セミナー講師を務める日。先週の状況がそのまま進行すると、セミナー当日はまともに話ができないほど。これは何とかしないといけないと焦る一方。

 そんなときに思い出したのが、ある方法。1年ほど前に一度、聞いてはいたのですが、最近、他のルートからも紹介されていました。それも、ボクが信頼している情報筋からの紹介。

 で、思いっきって、その方法を実践。セミナーの開催が木曜日のところ、火曜日の夜から開始しました。わずか2日前のこと。

 しかし、しかしですよ。セミナー前日の水曜日は、随分と症状が軽い。目の痒みはなくならないものの、昨日までの症状と比べて、はるかにラク。鼻もほとんど気にならない。

 これは良いと思い、その方法を継続しました。セミナー当日を迎えても、心配していた症状にはなっていない。後半、少し鼻が詰まった程度で、何度も鼻をかむような状態にはならずに済みました。

 マスクもせず、花粉症の薬も飲まず、この状態はまるで奇跡。と、このブログを書いているときには、目が痒くなってきました。あれ、もしかして、気分のせい。プラシーボ効果なの。

 どちらにしても、この季節、セミナー講師として花粉症の心配が軽減されたことは、ホントに有り難い。この方法をしばらく続けてみたいと思います。

 花粉症もそうですが、ビジネスでも、ちょっとしたヒントによって状況を改善できたり、成果を伸ばしたりとすることがあります。それは、必ずしも裏技的なものに限りません。その世界では当たり前なこともあれば、一定の層にはよく知られた話のこともある。

 ボクの専門の会計をとってみても、そう。非上場会社の決算書を見る機会があるときに、「何でこんな処理をしているんだろう」「どうして、こう表示するのだろう」と首をかしげることが少なくない。

 専門家に作ってもらった場合であっても、個々人の専門家の経験値が違います。ときには、センスの領域もあるでしょう。だから、専門家だからといって依頼者は安心することはできません。

 では、どうすれば良いか。最も簡単なのは、その専門家の実績。何をしてきたのか、どんな実績や成果があるのかが、経験値を図る目安のひとつ。

 今の時代、その専門家の名前をネット検索すれば、すぐにわかります。セミナー講師をしている。本を出している。然るべき場に呼ばれている。こうした目に見える実績がいとも簡単に得られるため、検索しない手はない。

 ボクの花粉症がいとも簡単にラクになったように、あなたが依頼する専門家の経験値が簡単に検索できる。エゴサーチするように、専門家サーチをかけてみるのです。

 案外、こうした手間すらかけていないケースが少なくない。何かを依頼したい相手がいるときや、気になる専門家がいるときには、ぜひとも、一度、ネット検索してみましょう。あなたの目の前にいる人が、実はとんでもなく凄い実績の持ち主なことがありますよ。

オンライン講座の収録はこの2点に注意する前のページ

AIやRPAに向けて忘れがちなポイント次のページ

関連記事

  1. Career

    キャリアを変えるための星の活用術

    今日のお昼前、あの方の退任のメルマガが届きました。最近、初の著書『楽…

  2. Career

    ガバナンス・コードを学ぶなら、ドラマ「梨泰院クラス」

    2021年も、気づけばもう12月。早いものですね。今年を振り返ってみ…

  3. Career

    お好み焼き定食からの脱却

    お好み焼き定食。大阪出張で午後入りのときに、ボクの最近の定番。11時…

  4. Career

    ヒッチハイクの旅のストーリーに感動した秘密

    ストーリーが大事と、昨日のブログ「ラグビーワールドカップ2019から…

  5. Career

    マインドマップで学会レポート

     電子書籍って、寂しい。そう感じる体験をしました。 というのも…

  6. Career

    研修アンケートの大きな誤解

    参加者の成長を促すことを目的としている講師にとって、研修アンケートに…

  1. Accounting

    寄稿「英国の開示事例から学ぶ 収益認識基準への監査役等の対応ポイント」
  2. Accounting

    なぜ、簿記に3つの試算表が必要とされたのか
  3. Accounting

    『リースの数だけ駆け抜けて』第12話「誤解の連鎖」
  4. Accounting

    業務フローを理解するために必要なもの
  5. FSFD

    「予想される財務的影響」への定性的開示戦略
PAGE TOP