新型コロナウイルス感染症への対応として、在宅勤務を導入する企業が増えていると報道されています。今回の騒動を受けて、在宅勤務をはじめて経験する人が増えています。
つい最近までは、オフィスに通勤して働いていたところ、一変して自宅で働くスタイルへと変化。すると、働き方の違いを感じるところもあるようで。Twitterでも、在宅勤務に切り替わったことのツイートも目立っています。
その変化でわかりやすいのは、通勤がなくなったこと。例えば、都内の尋常ではない満員電車で通勤していた人にとっては、あの苦痛から解放されたことを喜ぶ声があります。これまでは、自身の体もまともに動かせないどころか、変な格好のまま何駅も何十分も通勤しなければならない。
そこが在宅勤務によって、あの人権を無視されたような環境に身を置かなくてよくなったため、大きなメリットのひとつ。もっとも、在宅勤務から戻るときが大変かも。
他にもメリットとして、好きな音楽をかけられる点が挙げられていました。オフィスによっては音楽をかけることができません。イヤホンを使うことすら、はばかられる職場もあるでしょう。それに対して在宅勤務だと自身の部屋に他の人がいないため、遠慮することなく好きな音楽を聞けるとのこと。
ボクはたまたま以前より本を書いているため、自宅で執筆作業を行ってきました。以前はカフェでキーパンチしていることが多かったところ、最近では自宅でライティングするようになりました。これって、ある意味、在宅勤務のようなもの。
執筆するときに、ボクは好きな音楽をかけています。ただし、ボーカル入りの歌は流しません。なぜなら、つい歌ってしまうから。知らない曲をかけていても、その歌が気になってしまうため、集中力が途切れてしまいます。だから、原則として、インストゥルメント。歌のない楽曲を流して執筆しています。
ここで原則というからには、原則によらないこともあります。歌入りの曲をかけることも容認することがあります。それは集中力が不要な作業。新たに何かを生み出したり、文章を書いたりするような集中力が必要な作業ではなく、単純な工程の繰り返しといったガッツリと集中しなくても問題ない作業のとき。
とはいえ、邦楽だと歌や歌詞が気になってしまうため、もっぱらジャズばかり。インストゥルメントも多いし、また、ボーカルがあっても英語なら気にならない。あっ、少なくともボクはね。ボクと同じタイプなら、在宅勤務での音楽には、ジャズをオススメします。
もちろん、他の音楽でも集中力が途切れないなら、好きなもので大丈夫。音楽配信アプリを活用すれば、さまざまなジャンルから選曲できます。これは、かけっぱなしの環境では都合がよい。
ただし、1点、気をつけたいことがありあす。それは、ハワイアン・ミュージックは避けるべき。ウクレレを使うような伝統的なハワイ民族音楽もあれば、ハワイアン・ポップスもあります。こうした音楽が好きな人もいるでしょう。ボクも好きなほう。
いくら好きとはいえ、ハワイアン・ミュージックでは、まったりとし過ぎてしまう。あのオアフ島の心地よい天候と見晴らしの良い景色を思い出させるようなメロディと音色を聴いていると、リラックスし過ぎて仕事にならないのです。
このように、ハワイアン・ミュージックでは、あのリゾートの雰囲気が体感として蘇り頭の中がアロハ一色となるため、執筆が思うように進みませんでした。なので、それ以降は、集中力が必要な工程ではBDMとして選ばないようにしています。
今回の件で在宅勤務を始めだした方は、音楽の選曲にはご注意ください。あまりにもリラックスしてしまう楽曲では、作業もゆったりとしてしまいますからね。