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Netflixドラマ「Followers」からビジネスの気づき3つ

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

今日は、ゆっくりと過ごそうと、ドラマを視聴することにしました。少し前から気になっていた、「Followers」(フォロワーズ)。Netflixのオリジナルドラマです。

 人気写真家に扮する中谷美紀サンが、売れない女優の卵に扮する池田エライザさんの写真をインスタにアップしたことから、物語が動いていく内容。このドラマを監督する蜷川実花サンらしく、表現されるシーンはどれも配色が特徴的。

 と言いながらも、まだ半分しか観ていません。Netflixに加入したのが最近のため、あまり仕組みを理解していなかったため。放映時間について、勝手に映画のような長さだと思いこんでいたのです。40分程度の長さのドラマが9回シリーズで放映されます。

 夕方に予定があったため、5回まで一旦停止。ここまでの視聴で、ビジネスに関する示唆を3つ得ました。

 ドラマから得た示唆の1つ目は、ヒットするための方法。やはり多くの人目につくことがブレイクするための必要条件。以前のブログでも触れたように、周知されるには、いかに多くの人の前に「置きに行く」ことが大事なんです。

 最近、受講したセミナーで、たまたま隣にいらした方が、芸能プロダクションを経営されている男性でした。そんなに話し込んだ訳ではありませんが、印象に残っているのが「差し込む」という言葉。

 バラエティ番組や情報番組で人気のものは、多くの人が視聴しています。これらの番組に取り上げられることで、一躍、注目を浴びることになります。こちらからの働きかけで、こうした番組に取り上げられることを「差し込む」と表現されていました。

 自身のビジネスに関連したメディアがあり、また、そこで多くの人の目に触れることができたなら、ブレイクするきっかけとなる。それがドラマ「Followers」を観ていて再確認できました。

 ドラマから得た示唆の2つ目は、ユーザーにとってのわかりやすさ。このドラマでは、ミュージシャンの川谷絵音サンやビジネスパーソンの堀江貴文サンが、ご本人そのものの登場人物として出演されています。

 もし、彼らを演者に起用しない場合には、ミュージシャンやビジネスパーソンを演技できる俳優が必要となり、また、その俳優にそれっぽく見えるように演技してもらう必要もある。

 しかし、現実の世界でミュージシャンやビジネスパーソンとして認知されている方が、ご本人役で登場すると、こうした手配や説明が不要になります。ドラマの視聴者に、この登場人物はこうだよと教えることなく、伝えることができるのです。

 ビジネスでも、画期的な製品やサービスをいきなり始めるよりも、すでに成功している製品やサービスで市場に参入していくことが鉄則。誰もが知らない製品やサービスでは、それが何かを説明する手間がかかってしまうから。

 その時間も資金もあれば別ですが、特にベンチャー企業だとそれは厳しい。だから、ある市場に一番手で乗り込むよりも、一番手が散々、顧客に周知・教育した後に参入したほうがはるかにラク。ドラマで本人役での登場を見て、それを再確認しました。

 ちなみに、「えっ、この人も」と驚いた方の出演もありますが、それはドラマでご確認を。

 ドラマから得た示唆の3つ目は、パートナーが大事ということ。経営者は孤独、とよく言われます。自身が組織のトップのため、周りに相談できない状態では、ひとりで何もかも意思決定したり実行したりしなくてはいけない。

 それでビジネスが上手く進んでいるときには、特に問題はありません。しかし、経営者自身が変な方向に進んでしまうと、誰も止められなくなってしまう。その結果、ビジネスは停滞するか、ストップするかのどちらか。

 先日のブログ「在宅勤務の内部監査や経理の方に、このオンライン講座」では経営者が会計不正に手を染めた事例も取り上げる予定ですが、そこでも経営者の暴走を止める人がいなかったことがポイント。そうしたパートナーは必ずしも社内である必要はなく、社外にいても大丈夫。おかしな方向に行きかけたときに、「それは違う」と助言してくれる人がいることが大事なんです。

 特に日本では、経営者がコーチングを受けることが海外ほどには普及していない。だからこそ、悩みをひとりで抱えてしまうこともあれば、その結果として道を踏み外してしまうこともある。信頼できる誰かがそばにいれば回避できたかもしれないのに。

 このように、ドラマの前半を観ただけでも、ヒットするための方法、ユーザーにとってのわかりやすさ、パートナーが大事の3つの示唆が得られました。そうそう、ドラマで使われている音楽がいつも違う点にも興味がわきました。これも調べないと。ご存知なら教えてください、このブログのフォロワーさん。

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