今日、ボクの電話が鳴りました。その相手は、かつての後輩クン。なんでも、共通の友人がFacebookで拙著『ダイアローグ・ディスクロージャー KAMを利用して「経営者の有価証券報告書」へとシフトする』(同文舘出版)を紹介していたことから、連絡をいただきました。
こーゆーの、嬉しいですよね。彼とは夜遅くまで飲み明かした仲間のひとり。市ヶ谷近辺で、深い話をしたものでした。結構、人生の岐路について話し合ったこともありました。
今でも、たまたま近くに職場があるため、ばったり出会うと話が盛り上がります。そんな彼が、ボクの最新刊の発売を聞いて、わざわざ連絡をくれたのです。もう、嬉しい以外はありませんよね。
面白いことに、同じように飲み明かした仲間でも対応が異なること。今回の彼のように、すぐさま電話をくれて「会いましょう」と誘う後輩クンもいれば、何の反応もない後輩クンもいます。人それぞれ。
きっと、後輩から誘われる方が、先輩としては嬉しい。後輩が思っている以上に、先輩は後輩を誘いにくい。特に最近では、アルハラだったりパワハラだったりと、何かと誘うのに気を遣う今日この頃。声をかけるのが億劫になるほど。だから、後輩から「飲みに行きましょうよ」と言ってもらえると、このうえなく嬉しい。
ちなみに、この後輩クンは、とても気遣いができるヤツ。以前、日中に会っていたときに「竹村さんと飲みに行きたい」と言われたので、「えっ、ボクと一緒に飲むのは、(料金が)高いよ」と話すと、彼は「竹村さんの話を聞けるなら、全然、払いますよ」と即答。そんなことを言われると、支払いをすべて持ってしまいますよね、
まあ、こんな切り返しができるほどに、彼は世間を渡るのが上手なのかもしれません。ただ、この切り替えしが極めて自然なんです。心底、そう思っていることを前提にして、さきほどのセリフを発するのです。もう、メロメロ。
そうは言いながらも、ボクはボクで、普通の会計士からでは聞けない話をしている自負もあります。会計や監査とは全く違う観点から、会計や監査の業界について話しを繰り出します。それを面白がる人にとっては、最高のひとときかと。
もし、今、ボクと飲むなら、会社や組織という枠組みが不要になっていくことについて語りだすに違いない。もはや、プロジェクト単位で仕事が完結していくため、会社に留まっている必要はないと、説くハズ。実際に飲みに行っていないため、なんとも言えませんが、そういう話しをする自信があります。
そんな前提に立ったときに、既存の会社や組織のあり方について思うところは沢山、あります。採用面もあれば、教育面もある。また、評価という面もありあす。人に関わるあらゆる局面で、ウィズ・コロナ時代に考え直すべき事項が山積み。
山積みの課題について、ボクが海外の事例も踏まえてあれこれ語りだすもんだから、そりゃあ聴いている人は刺激的に違いありません。普通に会計や監査の業界の人と会っていては聞けない話を聴いているため、面白いに決まっています。
だからこそ、「お金を払ってでも竹村さんと飲みに行きたい」という後輩クンがいるワケです。その期待に応えるべく、ボクはボクで、情報の仕入れに努めるのです。それは苦ではなく、楽しみ以外の何者でもない。
そんな後輩クンと、コロナが落ち着いた頃に会おうという話になりました。それまでに、ボクはどんどんと情報を仕入れていきますよ。最新のボクに出会うなら、飲みに行きましょう、コロナが落ち着いた後で。書籍なら、こちらをクリックしてください。