FSFD

サステナビリティ開示「リスク管理」で確認したいポイント

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

サステナビリティ開示「リスク管理」で確認したいポイント

少しでもポイントを押さえた開示を行いたい。有価証券報告書のサステナビリティ開示をご担当されているなら、そう思っていらっしゃるでしょう。

一方で、必須開示のひとつである「リスク管理」の開示は、書き方が悩ましい面があるのも事実です。開示したサステナビリティ情報に特化したものなのか、あるいは、全社的に統合された中で行っているものなのかによって、書き方も変わってきます。

 

そこで今回は、FTSE100銘柄の英国企業から、別途、全社的なリスクマネジメントのページを設けながらも、TCFD開示で気候変動に関する「リスク管理」について一定の記載ボリュームで開示している事例を紹介します。もちろん、TCFD推奨開示との関連や開示のポイントなども解説していきます。この海外事例を知ると、サステナビリティ情報を「財務報告」の中で開示することの意味が理解できるでしょう。

また、TCFD開示を踏まえて、財務諸表における気候変動の注記事項がどのように開示されたのかを説明します。さらに、その注記を受けて、監査人は財務諸表監査に気候変動の影響をどのように考慮したかを監査報告書で説明したかについても紹介していきます。

 

ちなみに、色使いがきれいなアニュアルレポートのため、プレゼンテーションという観点からも学びのある事例です。監査人の監査報告書まで同じテイストのデザインですからね。

サステナビリティ開示へのChatGPT活用術前のページ

実務の積み上げを感じさせるサステナビリティ開示の海外事例次のページ

関連記事

  1. FSFD

    なぜ、サステナビリティ開示を財務報告で行うのか

    「財務諸表に『気候変動』を注記するって、一体、何を書くの?」…

  2. FSFD

    第三者予測から炭素強度まで:進化する「気候監査」の全貌

    気候変動の影響は企業が作成する財務諸表に及ぶばかりでなく、監査人によ…

  3. FSFD

    移行計画の大量のガイダンスについて全体像をつかむ

    サステナビリティ開示の世界では、報告書を公表するにとどまらず、ウェブ…

  4. FSFD

    GICS義務撤廃がもたらす開示制度の静かな革命——形式の終焉と実質の時代

    2025年9月、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、IFR…

  5. FSFD

    サイバーセキュリティを4つの柱で開示した海外事例

    今回紹介する海外事例は、前回の記事「自然関連のサステナビリティ開示を…

  6. FSFD

    反対票が投じられた企業の「気候会計・監査ハイブリッド評価」対応

    英国FTSE100銘柄の企業の中には、2021年12月期の株主総会で…

  1. Accounting

    アナリストの本音が見え隠れする、優良なKAMの条件
  2. Accounting

    現る、KAMのフリーライダー
  3. FSFD

    IFRS S2・SSBJ・ISSB導入支援が交錯した一年と、12月8日セミナーの…
  4. FSFD

    実務対応基準の必要性浮上:混乱回避のためのSSBJの対応
  5. FSFD

    1つの単語が変える日本企業の未来:サステナビリティ開示基準の隠れた論点
PAGE TOP