FSFD

サステナビリティ開示基準の適用によるコスト

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

2023年6月26日にISSBからIFRSサステナビリティ開示基準の確定版がリリースされてから、今日の2023年7月3日で一週間が経ちます。S1、S2の両基準を読み込んでいる方もいらっしゃるでしょう。

一方で、ISSBは、IFRSサステナビリティ開示基準を適用した場合にどのような影響が及ぼすかについてもレポートを公表しています。こちらも合わせて読むと、実務への影響がより理解できます。

そこで今回は、このレポートからISSB基準の適用コストにフォーカスしていきます。これによって、導入コストが最も高くつく3つの状況が具体的にわかるとともに、遅い対応で想定される最悪の事態についても理解できるでしょう。

 

KAM分析で忘れてはモッタイナイ視点前のページ

気候変動の10のリスクと2つの機会を開示した海外事例次のページ

関連記事

  1. FSFD

    リスク軽減活動がサステナビリティ関連リスクの識別に与える影響

    サステナビリティ開示において、最も難しい課題の一つは将来の不確実性を…

  2. FSFD

    サステナビリティ開示の国内基準に備えるセミナー

    今もまだ、2.6(ニ・テン・ロク)の衝撃が残っています。ここでいう「…

  3. FSFD

    TISFDが描く未来:不平等解消に向けた次世代の報告フレームワーク

    2024年9月、企業や金融機関が「不平等」と「社会」に関する影響を理…

  4. FSFD

    アメリカの企業と投資家とで異なる気候会計の認識

    気候変動の影響を考慮した会計や監査について、欧州と米国との間で大きな…

  5. FSFD

    【日本語版の提供】コアコンテンツ・キャンバス

    数時間前に、世界に向けて「コアコンテンツ・キャンバス」を発表しました…

  6. FSFD

    「サステナビリティ関連のリスク及び機会」の開示情報の選び方

    ISSBのS1基準では、サステナビリティ開示を行う手順が定められてい…

  1. Accounting

    情報爆発で記述情報のことを調べきれない
  2. FSFD

    海外企業に学ぶGHG排出量の測定と開示の技術
  3. Accounting

    コラム「見積開示会計基準に基づく注記はシグナルか、ノイズか」を書きました
  4. Accounting

    新型コロナウイルスで注目の有報・記述情報
  5. Accounting

    企業不祥事が起きるかどうかは、コーポレートガバナンス報告書を見よ
PAGE TOP