FSFD

気候変動の10のリスクと2つの機会を開示した海外事例

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

貴社のビジネスに固有のサステナビリティ関連のリスクと機会には、何がありますか。例えば、政策及び法規制に関するリスクとして、提供している製品やサービスに対する規制として、具体的な内容を開示できているでしょうか。

リスクと機会について具体的なイメージを持つには、開示事例が有効です。英国企業によるアニュアルレポートの中には、リスクと機会だけで数ページにわたって開示している事例があります。

こうした事例に一定数触れていると、自社の置かれた環境に照らした具体化が行いやすくなります。英単語10個よりも、100個知っていたほうが会話や理解が進むのと同じ話です。たとえ事例が気候変動に関するものであっても、生物多様性や人的資本、デジタルセキュリティなどにも応用が効くこともあるでしょう。

そこで、今回の『サステナビリティ開示の最前線』では、気候変動に関連したリスクと機会について具体的に挙げている海外事例を紹介します。4つの分野で、10のリスクと、2つの機会について開示されています。しかも、リスクや機会の内容にとどまることなく、その対応まで説明されています。そのため、自社における対応策の立案や実施にも役立ちます。

SSBJによるIFRSサステナビリティ開示基準の日本基準化に円滑に対応していくためにも、今回の記事をご活用ください。

 

サステナビリティ開示基準の適用によるコスト前のページ

気候変動の「戦略」開示は、財務諸表にインパクトをもたらす次のページ

関連記事

  1. FSFD

    2025年1月ISSB会議が注目するGICS使用要件

    ISSBは、IFRS S2基準の修正に向けた議論を本格化させています…

  2. FSFD

    サステナビリティ情報開示の極意 -戦略的アプローチで利用者の期待に応える

    サステナビリティ情報の開示は、単なる義務を超えた戦略的な要素が不可欠…

  3. FSFD

    IFRS S2が描く「新・排出量開示の設計図」──GHGプロトコルからの静かな決別

    温室効果ガス(GHG)排出量の開示制度は今、根本的な転換点を迎えてい…

  4. FSFD

    電力大手の最新サイバーセキュリティ開示をISSB基準で深掘り

    デジタル化が進む現代社会において、企業にとってサイバーセキュリティは…

  5. FSFD

    財務報告におけるサステナビリティ開示の本質はGHG排出にあらず

    本日の2024年3月29日、SSBJは、サステナビリティ開示の国内基…

  6. FSFD

    気候変動が財務報告制度に組み込まれるまでの座組

    ISSBによるIFRSサステナビリティ開示基準を的確に理解するために…

  1. FSFD

    2023年12月リリースの、S2基準の教育的資料
  2. Accounting

    新型コロナウイルスの開示が有報レビュー対象に
  3. Accounting

    コンテンツを充実させるワン・ステップ・ビヤンド
  4. Accounting

    有報の記述情報を経営者視点で書く方法
  5. FSFD

    協議回数192回!グローバル基準を共に作り上げる「共創プロセス」
PAGE TOP