FSFD

SSBJはSASBスタンダードをこう見ている

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

SSBJの審議は、極めて健全ですね。第28回SSBJにおける審議「『サステナビリティ開示基準の適用』の文案」の動画を見ていると、そう思わずにはいられません。

この審議は、前回の特別記事「一体、何がSSBJ基準の『結論の背景』に書き込まれるのか」で、すでに取り上げています。ただし、今回の記事は、別の切り口から紹介していきます。その切り口とは、SSBJの基準設定主体としてのスタンスです。2時間15分49秒の動画から、気になる委員長の発言をいくつかピックアップしてみました。

実は、この内容は、前回の記事で取り上げようと考えていたものでした。しかし、SSBJがこうしたスタンスに立った経緯をしっかりと調べたうえで紹介したかったため、持ち越した次第です。ぜひ、その内容をお確かめください。

 

一体、何がSSBJ基準の「結論の背景」に書き込まれるのか前のページ

「時点」にこだわった後発事象の解説で、新しい四半期開示に備える次のページ

関連記事

  1. FSFD

    リスクと機会に区分したガバナンス図の海外事例

    ISSBのS2基準における「リスク管理」では、機会(opportun…

  2. FSFD

    サステナビリティ開示基準の適用によるコスト

    2023年6月26日にISSBからIFRSサステナビリティ開示基準の…

  3. FSFD

    気候変動の10のリスクと2つの機会を開示した海外事例

    貴社のビジネスに固有のサステナビリティ関連のリスクと機会には、何があ…

  4. FSFD

    日本企業が初の「部分的」評価を獲得!2024年版の気候会計・監査ハイブリッド評価

    ついに、2024年版の最新「気候会計・監査ハイブリッド評価」が発表さ…

  5. FSFD

    ISSBのS2基準が求める「移行計画」の開示ポイント

    低炭素経済への移行計画。これが、気候変動に関する開示で今、ホットな話…

  6. FSFD

    グリーンウォッシュ見抜く開示提案、企業の透明性が問われる

    財務諸表において、投資家を守るための気候関連開示の強化策が提案されて…

  1. Accounting

    KAMの2021年2月期の早期適用と2021年3月期の強制適用
  2. Accounting

    有料の配信ライブとKAMとの関係
  3. FSFD

    比較情報の修正が突きつける、サステナビリティ開示の新たな難題
  4. Accounting

    財務報告の流儀 Vol.051 荏原製作所、EY新日本
  5. FSFD

    SSBJ基準が直面する課題、温暖化係数の更新とその影響とは
PAGE TOP