FSFD

GHGプロトコル大改定の影響を最新情報でフォローアップ

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

気候関連の開示では、GHG(温室効果ガス)排出量の測定と報告が不可欠です。ISSB基準やSSBJ基準(案)に基づくサステナビリティ開示では、その測定はGHGプロトコルに従います。

では、GHGをどれくらい排出しているかをどのように把握するのでしょうか。さらに、バリューチェーンの上流や下流の排出も捉えなければなりません。GHG排出量の測定業務に従事していない場合、この作業は理解しにくいものです。

このGHG排出量の測定方法について解説した書籍が登場しました。それが2024年6月24日に発売された『炭素会計 実務と戦略 スコープ3で始める新しい世界標準』(日経BP)です。著者のみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社は、10年以上にわたりこの分野でのコンサルティングを行ってきた実績があります。

ここでいう「会計」とは、貨幣単位で測定する環境会計のような仕組みではありません。そうではなく、GHGの排出とその削減を収支のように捉えた開示を指します。つまり、気候関連のコア・コンテンツとしての「指標及び目標」に相当するものです。

 

そこで、今回の特別記事では、この書籍の特徴を紹介します。また、本書で言及のあったGHGプロトコルの大幅改定の影響について最新情報に基づきフォローアップします。その内容は次のとおりです。

  • 温室効果ガス排出量の世界共通言語、GHGプロトコルの基礎知識
  • GHG排出量の測定が学べる書籍『炭素会計』の3つの特徴
  • GHGプロトコル改定で企業は選択の岐路に立つのか
  • サステナビリティ開示のジレンマ:最新版か、基準準拠か
  • 企業のリスク軽減へ、サステナビリティ開示基準の調和が加速
  • まとめ

この機会に購読し、限定コンテンツを通じて、さらに深い知識を得ましょう。あなたのビジネスに役立つ情報を常に先取りしてください。

 

16分の1の時間投資でSSBJ基準(案)を理解する前のページ

8割が『大変参考に』、実務直結のSSBJ基準(案)セミナーが好評次のページ

関連記事

  1. FSFD

    契約証書は必要か? 温室効果ガス開示の要点を徹底解説

    SSBJ基準の最終化に向けて、公開草案の内容からの変更が提案されてい…

  2. FSFD

    1つの単語が変える日本企業の未来:サステナビリティ開示基準の隠れた論点

    2024年3月29日、SSBJはサステナビリティ開示基準の公開草案を…

  3. FSFD

    見逃せない!サステナビリティ情報開示の4ステップとは

    サステナビリティ情報開示を進める際には、バリューチェーン全体を考慮す…

  4. FSFD

    ISSB基準の修正議論、グローバルの変化を先取りせよ

    ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)による開示基準を修正する議…

  5. FSFD

    リスク軽減活動がサステナビリティ関連リスクの識別に与える影響

    サステナビリティ開示において、最も難しい課題の一つは将来の不確実性を…

  6. FSFD

    GHG表示単位について、SSBJで何が論点とされたか

    SSBJで審議されている論点のひとつに、温室効果ガス排出量の表示単位…

  1. Accounting

    だから、収益認識は注記が大事なんだってば
  2. Accounting

    【緊急開催】2023年3月期の有報サステナビリティ開示の書き方講座
  3. Accounting

    企業側がKAMドラフトの適否を判斷するための5つの観点
  4. Accounting

    予言的中のコラム「なぜ、有報にはSDGsではなくTCFDなのか」を寄稿しました
  5. Accounting

    世界に誇りたい「会計事象と後発事象との関係マトリックス」
PAGE TOP