2024年9月5日に開催された第38回のSSBJ(サステナビリティ基準委員会)の会合では、サステナビリティ基準の確定に向けた個別具体的な議論の場となりました。ここでは、企業の開示実務に直接影響を及ぼす重要な課題も取り上げられています。その会合で審議された課題は次のとおりです。
- 用語の修正(「金額」から「数値」への変更)
- 産業横断的指標等(気候関連のリスク及び機会)
- 産業横断的指標等(資本投下)
- 産業横断的指標等(報酬)
これらの課題は今後の基準作りに大きな影響を与える可能性があるため、今回の特別記事では、それぞれの詳細と意味について掘り下げていきます。その内容は、次のとおりです。
- 「金額」から「数値」へ—新たな開示要件の背景
- 報酬の開示は公開草案の提案を維持
- SSBJの新たな開示要求に企業が直面する課題
- 気候関連開示の「曖昧さ」が引き起こすリスクとSSBJの新たな提案の背景
- 企業解釈の開示方針をめぐる議論の行方
- まとめ
この記事を読むことで、企業が直面する「気候関連のリスク及び機会」と「資本投下」に関する新たな開示要求の内容とその背景について詳しく理解できます。また、「脆弱」や「整合」といった定義の不明確さが引き起こすリスクと、それに対処するための企業による解釈を開示することの重要性について知識を深めることができます。さらに、SSBJによる数年後の基準修正の可能性について知ることができます。
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