FSFD

サステナビリティ開示基準、英国が示した制度設計の「大人の知恵」

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

2025年7月、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)がSASBスタンダードの改正に関する公開草案を公表しました。これは、国際的な適用可能性を高めるための強化プロジェクトの成果のひとつです。

一方で、この動きと真っ向から対立する、極めて興味深い判断が英国で下されていました。この判断は、日本のサステナビリティ基準委員会(SSBJ)の事務局が「できなかった」ものでもあります。なぜ、英国にはできて、日本にはできなかったのでしょうか?

本稿では、SASBスタンダードを巡る国際的な動向と各国の戦略的選択を詳しく分析することで、この激変する制度環境の中で日本企業が採るべき現実的な対応策を明らかにしていきます。

 

サステナビリティ開示義務化の「適用除外」が招く新たなリスク前のページ

なぜ、やることリストが長いほど結果が出ないのか。書籍『集中経営』が解く経営の謎次のページ

関連記事

  1. FSFD

    サステナビリティ報告の保証市場に関する分析:英国FRCの最終報告と日本市場への示唆

    2025年2月、英国の財務報告評議会(FRC)は、サステナビリティ報…

  2. FSFD

    IFRS S2号修正の本質:カテゴリー15をめぐる「矛盾の解消」と「選択的救済による整合化」

    ISSBが2025年9月25日の会合で下した暫定決定は、一見すると「…

  3. FSFD

    トップの「本気度」が未来を変える──サステナビリティ開示が問う企業価値の真実

    2025年4月24日、IFRS財団が主催する「サステナビリティ開示に…

  4. FSFD

    シングル・マテリアリティという名の罠:ISSB・SSBJ基準に隠された二重構造の真実

    企業のサステナビリティ開示を取り巻く環境には、表面的な理解と実際の制…

  5. FSFD

    米国サステナビリティの二幕劇:政治はブレーキ、経済はアクセル全開

    アメリカのサステナビリティ政策は今、奇妙なねじれ現象の中にあります。…

  6. FSFD

    寄稿「なぜ、日本企業は会計に気候変動の影響を考慮しないのか」

    財務諸表の注記として、気候変動の影響を開示すると聞いて、まだまだピン…

  1. Accounting

    KAM早期適用結果の「セミナー」へのご興味は
  2. Career

    あの夏のチェッカーズは、こんな物語だった気がする
  3. Accounting

    高まる不正リスクに対応するなら、このセミナー
  4. FSFD

    アメリカの企業と投資家とで異なる気候会計の認識
  5. Business model

    イノベーティブもユニコーンも注目すべきは気候変動銘柄
PAGE TOP