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過去の記事一覧
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ISSBのスコープ3カテゴリー15修正案が投げかける本質的な問い
2025年4月28日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、IFRS S2号「気候関連開示」に対する的を絞った修正案を公表しました。さらに5月14日に…
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「指標及び目標」開示の構造コンパス<気候基準版>
気候関連の「指標」や「目標」の開示は、もはや制度対応のチェックリストではありませんよね。企業にとってこれは、自社の価値創造の論理を社会に伝える言語であり、また…
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トップの「本気度」が未来を変える──サステナビリティ開示が問う企業価値の真実
2025年4月24日、IFRS財団が主催する「サステナビリティ開示に関する視点」シリーズの第9回ウェビナーが配信されました。今回のテーマは、「Ramping …
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『リースの数だけ駆け抜けて』最終話「再会のモデル」
2030年1月、夕闇が迫りつつあるグランドボールルームの窓辺に、霧坂美咲の姿が映り込んでいた。講演会が終わり、スタッフが片付けを始める中、彼女は遠い日の記憶に…
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『リースの数だけ駆け抜けて』第19話「守るべきもの」
2025年7月1日15時16分。会議室の空気は、限界点まで押し詰められていた。窓から差し込む夏の陽光が、テーブルの上の資料に鋭い光を投げかけ、その影を床に落と…
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サステナビリティ情報の開示に求められる“編集力”という視点
サステナビリティ情報の開示が制度化されつつある今、最も注意すべき点は何か。ひとことで言えば、それは「誰に向けて書いているのか」を明確にすること。この一点に尽き…
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『リースの数だけ駆け抜けて』第18話「最悪の事態」
2025年7月1日14時32分。会議室の空気は、次第に重みを増していた。窓から差し込む陽光が、テーブルの上の資料を照らし、その影をくっきりと床に落としている。…
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「数字」と出会い直す日――新入社員研修で起きたこと
2025年4月21日、ある企業の新入社員研修を担当しました。テーマは「仕事に活かす!決算書の読み方・使い方入門」です。リアル開催で、2時間弱の研修でした。…
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『リースの数だけ駆け抜けて』第17話「対峙の時」
2025年7月1日13時。監査法人との協議の場で、管理本部長の氷倉隆は、膨大な資料の束を前に立っていた。彼の表情には、日頃の冷静さとは異なる緊張が浮かんでいた…
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GWP値の落とし穴と企業戦略──ISSB修正案が突きつける「比較可能性のジレンマ」
2025年4月28日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が発表したIFRS S2号の公開草案には、単なる開示ルールの調整にとどまらない、深い含意が込め…