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ブルーインパルスから感動の与え方を学ぶ

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

感動した。なんだか感動しましたよ、もう。今日の2020年5月29日、お昼に飛んだブルーインパルスをご覧になられたでしょうか。

 航空自衛隊が、新型コロナウイルス感染症に対応している医療従事者等に向けて、敬意や感謝を示すため、ブルーインパルスを飛ばしたのです。ちょうど青空のタイミングで、6つの機体が東京上空を飛びました。

 12時40分から飛行するとのニュースを聞いたため、その頃から部屋の窓を開けて待機。公開された飛行ルートによれば、この窓から見えるだろうと。

 しかし、ウンともスンともしない。「あれ、まだ飛んでないのかな」と思ってTwitterでブルーインパルスの用語を検索すると、「見ました!」とのツイートが続々と表示されます。写真までアップされたものもありました。

「もしかして、ウチからじゃ見えないのかな」と少し諦めていたところ、突然、視界にブルーインパルスの機体が現れました。スモークを一直線に描きながら、どんどん、どんどんと突き進んでいきます。

 少し先で折り返したため、さらに近くで飛行していく。よく知られたアクロバティックな飛行ではないものの、寄り添いながら一丸となって飛んでいく姿に、ただただ感動。

 それは、決して自分に向けた飛行ではありません。医療従事者に向けたエール。感動するなんてお門違いなのは、重々承知しています。

 しかし、新型コロナウイルスへの戦いというコンテクストを共有している中で飛行する姿に、胸の中からこみ上げてくるものがありました。ツイートのチェックで持っていたスマホで撮影することなく、この目で直接、記憶に残そうとブルーインパルスに視線を追いかけていました。

「ああ、振り返ると一瞬だったな」と思ってTwitterを見てみると、「2周目が来た」とのツイートが流れているじゃありませんか。すぐさま調べてみると、同じルートを2周するとのこと。で、また、窓の外の空をみつめます。

 すると、2周目のブルーインパルスがやってきました。今度は余裕もできていたため、動画の撮影ができました。ただ、とても人様に披露できるような代物ではないため、記憶に留めるだけにします。

 それにしても、あの心の動きはなんだったのか。普段ならブルーインパルスと聞いても、「おお」とアクロバティックの技に関心することはあっても、ここまで感動したことはない。なぜ、今日に限って、胸の奥からこみあげてくるものがあったのか。

 それは、ブルーインパルスというよりも、見ている側のほうに理由がありそう。ブルーインパルスの皆さんは、アクロバティックな要素は少ないにしても、おそらくは普段どおりに飛行しているハズ。

 となると、違うのは見ている側の受け取り方。ボクのほうで感じ方が変わったのです。ブルーインパルスの皆さんはボクを感動させるつもりはなくても、ボクは感動したのです。

 これと同じで、案外、ひとりひとり、思いもがけないところで影響を与えていることがあるのでしょうね。ボクも、かつての職場の後輩から「あのとき、こんな影響を受けた」という話を聞くことがあります。

 ボク自身は、何も影響を与えようとして接していたワケではない。そのときどきで必要だと考えていることを伝えているだけ。ただ、それを聞く側の受け取り方で、何か心に響くことがあるのです。

 目の前のことに手を抜いていたら、誰の心にも刺さることがない。誰にも影響を与えないような仕事に成り下がっている。だから、今、目の前のことに一生懸命に取り組むことが大切なんですよね。必ず見ている人はいますから。

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