Accounting

財務報告の流儀 Vol.003 綜合警備保障、太陽

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

 文豪ゲーテいわく、「一つのことが万人にあてはまりはしない。めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ」。流儀を求めるのは、財務報告でも同じです。

 そこで、KAM(監査上の主要な検討事項)を早期適用した事例から、財務報告のあり方について考えていく連載が、この「財務報告の流儀」シリーズ。今回は、次の事例を取り上げていきます。

(1)事例

証券コード 2331

会社名 綜合警備保障㈱

業種 サービス業

開示書類 有価証券報告書

決算日 2020年3月31日

監査法人 太陽有限責任監査法人

会計方式 日本基準

(2)早期適用によるKAM

連結財務諸表に対するKAM

・のれんの評価

・新人事システムへのデータ移行の正確性

個別財務諸表に対するKAM

・関係会社株式の評価

・新人事システムへのデータ移行の正確性 (なお、いずれも、連結KAMと同じ内容を扱っている)

 この事例から学ぶべきポイントは、次の3点です。

・監査人のKAMを企業が適切にコントロールする方法

・KAMでITシステムが取り上げられる場合の留意点

・個別財務諸表に対するKAMの制度見直し

 開示された内容の引用は一部のため、残りの文字数はほぼ解説に相当します。同社の有価証券報告書をご準備いただき、実際の開示を確認しながら、財務報告のあり方を学んでいきましょう。(注:無料の「財務報告の流儀(お試し版)」はこちらから。)

 

P.S.

この解説がベースになった書籍『事例からみるKAMのポイントと実務解説―有価証券報告書の記載を充実させる取り組み―』(同文舘出版)はこちら。

 

 

財務報告の流儀 Vol.002 メンバーズ、アヴァンティア前のページ

ボクがブログで有料コンテンツを掲載し始めた理由次のページ

関連記事

  1. Accounting

    良き仲間からの良きコメント

    あなたが本や記事、セミナー資料などを作ったことがあるなら、それに感想…

  2. Accounting

    『「経理」の本分』から財務報告の本質を学ぶ

     物事の本質は、同じところに行き着く。まあ、「本質」の定義が、根本的…

  3. Accounting

    財務報告の流儀 Vol.046 ファイバーゲート、あずさ

    文豪ゲーテが開示責任者なら、自社に固有の情報を記載したでしょう。「一…

  4. Accounting

    『リースの数だけ駆け抜けて』第8話「空回りの情熱」

    2025年2月下旬の午後、霧坂美咲は会議室の窓辺に立ち、淡い冬の日差…

  5. Accounting

    相性問題から収益認識の新基準に迫る

    最近、耳にしなくなった言葉に、「相性」があります。あなたとボクとの相…

  6. Accounting

    会計士とは思われなかった監査の研修

     24時間以内に起きた、良い出来事。それは、研修の参加者からの感想。…

  1. FSFD

    第三者予測から炭素強度まで:進化する「気候監査」の全貌
  2. Accounting

    <2023年3月期対策>自然関連のサステナビリティ開示
  3. Career

    セミナー資料は、こう生まれ変わらせる
  4. Accounting

    【制作レポート】内部監査を“チェック”から“インテリジェンス”へ導く特典が、つい…
  5. Accounting

    あまり気づかれていない、四半期開示の行方の鍵
PAGE TOP