こんにちは、企業のKAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。
少し前から、このブログで執筆の過程をシェアしています。出版社の編集担当者が早く告知できるように動いているため、内容はもうしばらくお待ちを。
著者が原稿を書き上げると、出版社はゲラという形で本のページに仕上げていきます。そのゲラについて、まずは第3章の分が、次に第2章の分があがってきたとお伝えしてきました。
ページ数はそれぞれ、134ページと127ページ。どちらも、それだけで薄めの単行本になるようなボリューム。最終的には450ページ前後でしょうか。
取り扱っている内容に照らすと、第3章のページ数が一番多いという印象でした。実際、第2章のページ数は第3章よりも少なかったため、「やはり、そうか」と違和感がありませんでしたし。
ところが、今回、第4章のゲラがあがってきたときに、そのページ数に驚きましたよ~。これまでよりもダントツに多い、146ページ。第2章よりも20ページ近く上回っています。ちょっと意外な感じでした。
やっぱり、なにごともデータ化することが大切。印象だけでは、事実を歪めてしまうことがありますからね。客観視することで、思い込みから脱することができます。
そうそう、データ化といえば、AIやビッグデータを扱うときに欠かせないのが、元となるデータの形式を揃えること。例えば、1つのデータに5つの要素が必要とされる場合に、データによって4つだったり2つだったりと不揃いでは、分析ができません。
この意味では、今、執筆している本でも、元となるデータの形式を揃えています。何かと不揃いなため、一定の形式に従ってどれも同じように扱えるように整備しています。これによって、読者が利用しやすい環境を提供できると考えています。
そんなワケで、146ページ分のゲラと格闘します。
P.S.
この原稿は、書籍『事例からみるKAMのポイントと実務解説―有価証券報告書の記載を充実させる取り組み―』(同文舘出版)として発売されました!