Accounting

バンブー式簿記講座の第3期が始まりました

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

大学生の輝きは、まぶしいですね。今日の午後は、218人の大学生の前で、簿記の対面授業を行ってきましたよ。今年で3年目となる、母校での授業です。

今日の2023年4月10日が、1週目の授業でした。まだ履修登録期間中であるため、受講者は確定していません。とはいえ、そこまで大きな変動はないだろうと、午前中に確認してみると、なんと、228人が登録しているじゃありませんか。

昨年の同じ授業で履修登録していたのは、95名でした。前年対比を計算すると、なんと、2.4倍。240%の増加ですよ。この急増ぶりに、少し慌てました。もしかして、「あの先生の授業、めっちゃ良い」という評判が流れていたりして、と勝手に妄想が始まります。もちろん、浮ついているだけではなく、「午後だから多いのか」と冷静な分析もしましたよ。

 

■驚きの光景とは

授業が始まる10分前に、諸々のセッティングをするために教室に入ります。ここでも驚きの光景がありました。出席管理システムのカードリーダーに学生証をかざす列が長いのなんのって。ちょうど前日、日比谷に行ったときに、人気の点心専門店の前に長い行列が出来ていたのを見ていたため、それを思い出しました。やはり、200名を超えると、出席の受付だけでも時間を要しますね。

で、授業が開始した13時。学生の皆さんが着席した状態を改めて見渡すと、一列5人がけくらいの席に、4人も5人も座っているじゃないですか。昨年は、一列に2名しか座っていなかったのに。

ここで、はたと思い出します。昨年の対面授業は、新型コロナウイルス感染症の対策として、一人分の席を開けて座るようになっていたことを。

確かに、去年も今年も、教室のキャパシティはほぼ同じ。それにもかかわらず、去年は人数制限していたため、キャパシティの半分以下しか割り当てられていなかったのです。今年はそうした制限が撤廃されたため、特に後ろの方の席は、もう、ぎゅうぎゅう詰め。

履修者の数が2.4倍だったのは、今年に多くなったのではなく、昨年が少なく設定されていただけ。単にキャパシティの問題。残念ながら、ボクの人気の影響ではなかったようです。授業が始まり出したため、落ち込む暇もなく、説明を進めていきます。

 

■はじまりはいつもモチベート

授業のはじめは、学生をモチベートしていくパートです。商学部の学生なら、せめて簿記3級は取得しておこうと呼びかける内容です。授業を通じて、15週間も簿記と向き合うのですからね。今回のブログにアップしたスライドは、その一枚。簿記に関連する資格試験をまとめたものです。

昨年の秋以降、セミナー資料のフォーマットや色使いを一新しているため、大学の授業のスライドも、見た目はもちろんのこと、内容面も見直しています。今週の授業のスライドで最もお気に入りなのが、これ。スタイリッシュな仕上がりが、個人的に気に入っています。

こうした説明も含めながら、授業の単位を取るだけではなく、「日商簿記検定試験の3級に合格しよう」とか「公認会計士試験や税理士試験の基礎を身につけよう」というゴール設定を呼びかけました。

 

■目指せ、会計人

2コマ連続の授業が終わると、学生が昨年以上に集まってきました。そのうち3名ほどは、会計士を目指しているとのこと。受験の進め方についての相談も受けましたよ。こうして集まってはいないものの、会計士や税理士を目指している、あるいは、目指そうとしている学生もいるはず。

そんな学生をみていると、ただただ、まぶしい。将来の夢に向かって突き進もうとしているのですからね。そんな背中を押すために、来週からも、実務経験を踏まえた簿記の深みや面白さ、簿記を超えた会計や経営の話もしていくつもり。ChatGPTも近いうちに話題にするでしょう。

こうして、バンブー式簿記講座の第3期が始まりました。残すは14週。昨年よりもブラッシュアップした内容をお届けします。

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