FSFD

確定SSBJ基準を徹底解説する先駆的セミナーを開催します

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

■企業価値向上の鍵となる新基準を、いち早く理解する

2025年3月、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)から、日本のビジネス環境に大きな変革をもたらす、我が国のサステナビリティ開示基準が公表されました。この新基準は、単なる開示ルールの変更にとどまらず、企業の市場評価や投資判断に直結する重要な指標となります。

先進的な企業はすでに動き始めています。しかし、多くの企業にとって、この基準の戦略的な活用方法はまだ明確ではありません。そこで、確定したSSBJ基準について、その本質を理解し活用するための先駆的な学びの場を開催します。

■他にはない、基準策定の舞台裏からの洞察

このセミナーの最大の特長は、SSBJの公開草案へのコメント提出を通じて基準の最終化プロセスに直接関与した経験を踏まえた解説です。表面的な理解ではなく、次のような独自の視点からお伝えします:

  • 審議過程で議論された重要論点と最終決定の背景
  • 削除された文言や修正された表現が持つ実務的な意味
  • ISSB基準と日本基準の微妙な違いが実務に与える影響

こうした知見は、単なる基準遵守を超えて、サステナビリティ開示を企業価値向上の戦略的ツールへと変える力になります。

 

■セミナーの内容

1.基準策定の背景と意図を読み解く

  • ISSBとの整合性
  • 公開草案からの変更点
  • 補足文書とハンドブックの活用

2.ここがポイント!適用基準を実務に活かす

  • 開示の基本概念と報告範囲
  • リスク・機会の識別(マテリアリティ)
  • 準拠表明の取扱い

3.一般基準の核心:開示の質を左右する4つの柱

  • 一般基準の位置づけ
  • コア・コンテンツの本質

4.気候基準の戦略的な活用

  • 一般基準との相違点
  • シナリオ分析とレジリエンス評価
  • 温室効果ガス排出の開示

(注)セミナー内容は、最新動向を反映して適宜更新されます。

 

■参加対象

本セミナーは、サステナビリティ開示を単なる遵守ではなく、企業価値向上の戦略的な手段として活用したい方々にとって最適です。

  • 経営企画部門の責任者・担当者: サステナビリティ戦略と企業価値向上を結びつけたい方々
  • IR(投資家対応)の責任者・担当者: 投資家・ステークホルダーとの対話を強化し、適切な情報開示を行いたい方々
  • サステナビリティ推進部門の責任者・担当者: 自社の開示基準をより実効性のあるものに進化させたい方々
  • 財務・経理部門の責任者・担当者: 開示基準の変更が財務報告や非財務情報の開示に与える影響を正しく把握したい方々
  • 開示資料作成に関与する担当者・担当者: SSBJ基準とISSB基準の違いを理解し、適切な開示を実施したい方々
  • 事業会社のサステナビリティ開示に関心のある役員・幹部: 企業価値向上に資する開示戦略を策定・実行したい方々

 

■開催概要

先駆的なセミナーとなりますので、確定SSBJ基準への対応を競争優位性につなげたいとお考えの場合には、ぜひお早めにお申し込みください。

早期対応が競争力を生み出す時代です。確定SSBJ基準を深く理解し、戦略的に活用するための第一歩を、このセミナーで踏み出しましょう。

『リースの数だけ駆け抜けて』第5話「プロジェクトの誕生」前のページ

IFRS財団ウェビナーに学ぶ、GHG排出量の測定実務次のページ

関連記事

  1. FSFD

    投資家の期待に沿ったサステナビリティ開示を書くために

    2023年3月期以降の有価証券報告書から、サステナビリティ開示が義務…

  2. FSFD

    2023年12月リリースの、S2基準の教育的資料

    2023年12月14日に、ISSBのウェブサイトに、ISSB基準の適…

  3. FSFD

    気候変動の「戦略」開示は、財務諸表にインパクトをもたらす

    TCFD開示で難易度が高いものの一つに、シナリオ分析があります。TC…

  4. FSFD

    全産業に広がる改革の波:SASBスタンダード改正の行方を探る

    サステナビリティ関連の基準やフレームワークは、刻々と変化しています。…

  5. FSFD

    自然関連のサステナビリティ開示を巡る座組

    ISSBからS1基準とS2基準が公表されたばかりではあるものの、次に…

  6. FSFD

    IFRS財団ウェビナーに学ぶ、GHG排出量の測定実務

    気候関連のサステナビリティ開示において、温室効果ガス(GHG)排出量…

  1. Accounting

    KAMの適用2年目は、この2つの記事で万全
  2. FSFD

    寄稿「財務報告におけるサステナビリティ開示への経理部門の関与のポイント」
  3. Accounting

    監査役に向けた、平時の会計不正対応セミナー
  4. Accounting

    ABCバンブーメルマガ 2020年6月6日号
  5. FSFD

    サステナビリティ開示:準拠表明の真実と戦略的意義
PAGE TOP