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ラクロスでクリスマス・プレゼント

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

 今日は、ドキドキの日。といっても、クリスマス・イブのことではありません。ラクロスの大会。娘たちがチームを結成して初めての公式戦でした。

 チームメンバーは、同じ学校の女子生徒。一年近く前に、「高校に入ったらラクロスをする。でも、まだ部活はないため、創部する」と数名のコアメンバーで決意。今年の春に高校に入学してからは、彼女たちは創部に向けて、活動を続けてきました。

 部活として認められていないため、苦労も多い。例えば、学校の運動場などを使って練習ができなかったり、兼部のメンバーを誘いにくかったり、学校からの補助も得られず資金的な負担も大きかったりと。そんな状態でありながらも、練習を続けてきました。

 一方、今日の公式戦に参加していたチームは、いずれもラクロス部の活動として参加しています。だから、どこもメンバーが多い。交代要員が多いため、ごっそり入れ替われば別のチームになるほど。

 それに対して、娘たちのチームは、交代要員がたったひとりという脆弱な体制。だから、メンバーは皆、基本的に出ずっぱり。休むことができません。

 しかも、ひとりは2週間前に怪我をして、最近まで松葉杖を付いていたほど。決して万全なチーム体制ではないものの、彼女たちは初めての公式戦に向けて果敢に挑みました。

 そんな初戦の結果は、なんと、勝ち星。素人軍団が勝ったのですよ。しかも、得点差もつけて。彼女たちも、応援していた親御さんたちも大喜び。

 続く2回戦目も、勝利。決勝戦に進んだものの、3戦目の相手には破れてしまいます。こうして初の公式戦は、準優勝で終わりました。想定以上の素敵なクリスマス・プレゼントを贈ってもらえました。

 こうした成績は、部活として活動できなかった環境がかえって良かったのかも。不利な状況の中で、ハングリー精神が培われた結果、マインドが強くなったと考えることができます。

 また、有り難いことに、多くのラクロス関係者からもサポートをいただけました。結構すごい方から指導をもらえたこともあれば、部活のある学校と練習試合に協力してもらえたこともあります。おそらく普通に部活としてラクロスを始めていたら、こうした環境にはいられなかったでしょう。

 娘たちも、ラクロスのすごい水準を身近にみることで、そのレベルの思考と行動になった面もあったのでしょう。だからこそ、初めてにして準優勝という結果が出たといえます。

 ビジネスやキャリアでも、どんな人たちと一緒に仕事をしているかが大事。高いレベルの中で働いていると、その水準が当たり前という意識になります。例えば、月に一冊しか本を読まない人たちに囲まれている環境と、月に20冊以上を読んでいる人に囲まれている環境とでは、アウトプットに差が出るのは当然。

 圧倒的なインプットと圧倒的なアウトプットを普通にこなしているのを常に見ていると、それに感化して同じような思考と行動へとシフトします。そりゃあ、結果が出ますよね。

 だから、あなたのビジネスやキャリアでも、誰と一緒に仕事をしているかが大事。仮に本業の職場でそういう人がいなくても、本業以外の活動でそうした人に触れている頻度を高めていれば大丈夫。そうした人たちと接点があると、加速して成長していけます。

 あなたは、誰と一緒に仕事をすることを選択しますか。それによって、クリスマス・プレゼントをもらうだけの側か、それとも、あなたがサンタクロースとなってプレゼントを贈る側かが変わります。見える世界が違ってきますよ。

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