2019年7月12日の今日は、ディズニー映画の『トイ・ストーリー4』が全国に公開される日。シリーズ第1作目の公開が1995年であったため、あれから24年の歳月を経てもなお大人気の映画。
ボクの甥っ子は、このトイ・ストーリーが大好き。いろんなキャラクターがいる中で、彼が好きなのは、バズ・ライトイヤー。銀河の平和を守るスペースレンジャーという設定のおもちゃ。あまりの人気ぶりのため、映画『ファインディング・ニモ』や『カーズ』にもチラリと登場しています。
バス好きの甥っ子は、小さかった頃に、バズ・ライトイヤーの色彩をモチーフにしたパジャマを着ていたほど。白地に緑色がメインの他、紫色もアクセントに入っている可愛いヤツ。着ているものがバスで気分が高揚したせいか、バズ・ライトイヤーの決めセリフ「無限の彼方へ さあ行くぞ!」をよく口にしていたものです。
そんなセリフを思い出しながら、今日は「トイ・ストーリー4」を観に行きましたよ。しかも、IMAXデジタルシアターで、3D。専用のメガネをかけ、揺り動くイスに座り、出てくる空気や匂いを浴びながら、観てきました。
ちなみに、映画でも本でも、ネタばらしをしないのがボクの主義のため、内容について説明はしません。念のため。
ただ、この映画を観て感じたのは、ディズニー映画を作っている人たちは、占星術に詳しいんじゃないか、ということ。2019年の7月から公開するというタイミングに、この内容はあまりにもハマりすぎているから。
占星術で言われているのは、ボクの解釈によると、2019年は今までにいた場所から離れるような状況になりそう、ということ。プライベートやビジネスなどでも、これまでいたところから違う場所に移りだそうとする。引っ越しや旅行もあれば、異動や転職もあります。そんな風に、少し立ち位置が変わることが多いような年。
もちろん、映画「トイ・ストーリー4」のテーマは、そんな解釈がズバリではない。とはいえ、このタイミングで、そのストーリーって、星の動きをどこかで意識しているように感じたのです。
と、ここまで話を聞いていて、「えっ、竹村さん、占いを信じるの?」と不思議がった方がいらっしゃるかもしれません。別に信じているワケではない。行動につなげるために参考にしている、というほうが適切かも。
というのも、行動が変わると結果も変わるから。同じ行動をしていては、今と同じ結果にしかなりません。ほら、思考が変われば、行動が変わるって言うじゃないですか。つまり、行動を変えるには、考え方、物事の捉え方を変える必要があるのです。
そのために、占星術もひとつの情報として利用することによって、仮説を構築していき、また、その検証を繰り返しているのです。「ああ、そういう方向に進んでいるなあ。じゃあ、こうしよう」や「あれ、そんな方向になっているのか。じゃあ、ああしよう」などと、仮説検証のサイクルを回すためのきっかけの一つとして、星の情報も参考にしているのです。
金融王であるJ.P.モルガン氏は、「ミリオネアは星占いを信じないが、ビリオネアは活用する」と話したと言われています。100万ドルを稼ぐ人と10億ドルを稼ぐ人とでは、星の情報に対する姿勢が違うというのです。つまり、星の情報に寄りかかって振り回されるのではなく、むしろ星の動きに伴って生じる事象に目を向けて活用する、ということでしょう。
そうそう、トイ・ストーリーのバズ・ライトイヤーは、宇宙で活躍する設定のキャラクターのため、星に関連していますね。すると、彼の言葉「無限の彼方へ さあ行くぞ!」は、星の動きから読み取れることを示唆しているのかも。
この解釈が当たるか、当たらないかを議論しても、何の意味もない。意味があるのは、ある事象や状況に対して、どう考えるか。それが行動を変え、また、結果も変える。ならば、バズ・ライトイヤーの決めセリフから、自らの行動計画を立案するほうがはるかに建設的で、かつ、効果的。そんな解釈に基づくストーリーを、無限の彼方に繋げてはいかがでしょうか。