Accounting

ボクはインフルエンサー

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

世の中、2通りの人がいます。影響を与える人と、影響を受ける人。もちろん、どちらかに固定しているワケではなく、そのときどきによって、影響を与える人になることもあれば、影響を受ける人になることもある。

 先日、ボクは影響を与える人になりました。それは、監査現場でのこと。現場担当者の後輩クンと一緒にクライアントに行ったときのこと。事前の打ち合わせで、役割分担を決めました。彼が説明役で、ボクは微笑み担当。

 あっ、この役割分担は、後輩にはよくする話。ボクが微笑んでいるだけで良いほどに、しっかりと場を仕切って欲しいという期待を込めたやりとり。別にハラスメントでも何でもなく、クライアントとの場ではフォローしまくっています。誰が目立ったとかそういうのではなく、クライアントに役立ったかどうかが大事だから。

 そのときの後輩クンは、ボクと初めて現場を一緒になるメンバー。なので、ボクがどうクライアントとやり取りするのかを知らない。だから、ボクの微笑み担当のくだりも、半分冗談以上に真剣に受け取っていたようで。ただ、変に受け取られるとイケないので、ちゃんとフォローするからと伝えておきましたよ。

 で、クライアントと対面のとき。彼は、緊張しながら説明を始めます。資料を読み上げることに必死になっている。これはフォローしなきゃと思い、資料の説明が終わるや否や、カットイン。全体像を説明し、また、今後の取り組みについても伝えます。

 その後に、フリーのディスカッション。RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入に関する事例を聞かれました。そこでボクは、RPAを買っただけではダメで、ちゃんと業務改善ができないと意味がないと説きます。

 現状の業務とは、過去の経緯の積み重ねによって至っているため、今となっては不要なものも含まれていることがあります。そんなものまでRPAで自動作成させたところで、誰も使わない資料を大量生産するだけ。何の意味もない。なので、業務改善を行ったうえで、RPAを走らせるべきだと説明しました。

 そんな熱弁を横で聞いていた後輩クンは、驚いたようです。なぜなら、会計でも監査でもない話題を振られて、想定を超える回答を返す様子を目の当たりにしたから。そんなところまでアンテナを張っていることに、上に立つ者はこうなのかとビックリしたとのこと。直前まで「ボクは微笑み担当だから」とふざけていても、こうしてフォローすることが新鮮に映ったそうです。

 その帰り道、後輩クンから「勉強の仕方がすごい」と感動されました。そう感じること自体、彼にセンスがある証拠。ぼけーっとしている人にとっては、同じ光景を遭遇しても何も気づきませんからね。少しでも刺激になったのなら、彼にとってインフルエンサーになれたのなら、ボクが同席していた意味があったというもの。

 そういえば、ボクが担当する会社では、後発事象にやたら詳しくなる傾向があります。これは、ボクが口酸っぱく、後発事象の話を監査の講評の場で繰り返して伝えるため。本社でも、支店でも、子会社でも。

 その甲斐があってか、あるクライアントでは、決算の際に、支店から「これは修正後発事象に該当するため、このように会計処理を改めたい」という稟議が本社に挙がったことがあります。この話を聞いたときには、後発事象というレアでコアな論点がそこまで普及されたことに喜びましたよ。これも影響を与えた、つまりは、インフルエンサーとなった事例のひとつ。

 このブログでお話しするだけで、何かしらの影響を与えているのなら、ボクはインフルエンサー。えっ、違うって。そんなに否定されたら、怒っちゃいますよ。プンプンプン、プンプンプン、プンプンプン、プンプンプン、てね。

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