喜ばしいニュースを耳にすると、ワクワクしますね。今日も、知人から喜ばしい知らせを受けました。
その知らせとは、確率的にかなり低いもの。多くの方は経験することができません。ボクも自分事では未経験。それには運の要素がありながらも、相当の努力も必要です。
だから、「大変だったでしょう」と声をかけたら、「慣れっこだから、大変じゃなかった」と返してきます。そう返事ができるのも、知人にそのことの知見があるから。スキルもあれば、経験もある。それゆえに成し得たところが大きい。
だから、ボクが知人に返したのは、「よし、じゃあ、飲もう」というセリフ。ほら、お祝いをしたいじゃないですか。ここまで頑張ったことを労いたい。なんなら、あやかりたい。
ここで、一昨日のブログ「『Perennial Seller』から定番商品の作り方を学ぶ」で読んだ本の内容を思い出しました。というのも、ブログでは紹介しなかったものの、ボクの関心を強く引いた話があったからです。
新人作家が書き上げた本のマーケティングを取り組んでいたときに、先輩の売れっ子作家に「他に何をすれば良いか」と相談したそうです。そのときの売れっ子作家の返答が、これ。
マーケティングのことを考えると、最善の戦略は次の本を書き始めることだよ
何かを新しく作ると、そのことについてお知らせができます。それによって、新規の顧客や既存の顧客とつながることができます。その結果、過去の作品も含めて、本を手にしてもらう機会が増える。一冊の本を売ることも大事ですが、それ以上に、次の本を紹介するほうがもっと大事なのです。
すると、ある人が何かを頑張ったニュースを聞くと、しばらく会っていなくても、会うことが自然になります。ほら、何年も会っていないと、久しぶりに会うきっかけがないですよね。そんなときに、会うためのきっかけがあると、会いやすくなる。
ボクはホイチョイ・プロダクションズの作品から学んできたため、デートに誘うときにも、きっかけがあることが大事だと理解しています。ニューオープンの店があるとか、この季節ならではのイベントがあるとか、そういった口実があるほうが、誘いやすいし、また、誘いに乗りやすい。
そういう意味でも、自分や周りの人の頑張りとは、人とあるためのきっかけを提供しているいと考えることができます。しかも、極めて自然に会えるようなきっかけを。
「今度、独立したんだ」
「よし、じゃあ、飲みに行こう!」
「渾身の一冊が発売されることになったよ」
「よし、じゃあ、飲みに行こう!」
「ついに、上場の承認がおりた」
「よし、じゃあ、飲みに行こう!」
「来月、世界コンクールに出場してくるよ」
「よし、じゃあ、飲みに行こう!」
「こんな嬉しいことがあったんだ」
「よし、じゃあ、飲みに行こう!」
ね、極めて自然な流れでしょ。だから、ボクたちは、ビジネスやキャリアで価値ある行動をし続けるべき。それもこれも、あなたに会うため。みんなが止まってしまうと、誰とも会えなくなるからね。
次は、あなたのニュースを聞きたいな。で、ボクはこう言うから。よし、じゃあ、飲みに行こう!