Business model

関係者に提案したい、サザンの配信サービス

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

ニュースが入ってきました。なんと、今日の2019年12月20日から、あのサザンオールスターズが、全曲を対象として音楽ストリーミングサービスで配信し始めたのです。桑田佳祐サンやメンバーのソロ名義も含めて、900曲を超えての配信。

 あまり、配信のイメージがありませんでした。それこそ、2000年頃には、音にこだわっているアーティストは、ネットでの楽曲配信に抵抗していましたよね。ただ、調べてみると、これまでも配信サービスで聴ける状態にあったようです。ただし、ここまでの大量ではなかったようです。

 ボクはAmazonプライムの会員のため、Amazonミュージックを利用しています。プライムまではいかない範囲内で。で、早速、今日からサザンオールスターズの楽曲が新曲ピックアップに加わっていました。『LOVE AFFEIR』や『HOTEL PACIFIC』など楽しみましたよ。

 しかも、そのピックアップには、山下達郎サンの『クリスマス・イブ』も含まれています。あれだけ音質にこだわりを持つアーティストも、今やストリーミングサービスで楽曲を提供しているのですね。時代も変わったものだと、痛感しました。

 ただ、大のサザンファン、桑田佳祐ファンとしては、ひとつ、提案があります。ビジネスモデル的な提案と言ってもよい。以前から考えていた、ボクが欲しいサービスがあるのです。

 それは、ライブ音源も含めた配信サービス。サザンや桑田佳祐サンといえば、ライブ。ライブならではのアレンジもあれば、同じ楽曲でもライブによってアレンジが変わるものもあります。これがまた、ファンにとってはたまらないほどに魅力的。

 このライブ音源も含めた配信サービスを提供してほしいのです。これは、主要音楽ストリーミングサービスでの配信というよりは、専用アプリで提供するイメージ。所属する事務所やレーベルとしてサザンや桑田佳祐サンなどの専用配信アプリを提供してもらえると、とても、とても、とても嬉しい。

 特に、サザンや桑田佳祐サンは、ライブの都度、映像チームが入って録画されています。これがWOWOWをはじめとした放送曲で放映されたり、DVDとして販売されたりとしています。だから、音源には事欠かない。提供するネタが山のように蓄積されているハズ。楽曲が豊富なアーティストだからこそ、その強みを活かせます。

 ボクなら、『さよならベイビー』をCD音源だけではなく、ライブ音源も含めて連続再生して、自分の世界に浸りたい。『そんなヒロシに騙されて』のライブ音源で、桑田佳祐サンのコーラス部分を一緒に歌いたい。『HOTEL PACIFIC』のライブバージョンで、大盛りあがりを追体験したい。とにかく、ファンにとっては、たまらない。

 これをアプリなどで聴けるなら、ファンなら毎月、課金されても構わない。これに対して事務所サイドとしても、CDだと1枚売ってしまうと、同じものを買ってもらうにはハードルが高くなる。

 しかし、月額課金いわゆるサブスクリプションなら、サービスに加入している限り、キャッシュが入ってくる。サザンの事務所サイドが自ら配信サービスを行うなら、ストリーミングサービス会社が手掛けるよりも利益が多くなります。つまり、儲かるってこと。

 サザンほどに多くのファンがいるなら、アプリ構築と運用にかかるコストはすぐにペイできるでしょう。また、アプリでよく聴かれている楽曲のデータに基づいて企画モノのCDを発売すれば、ストリーミングサービスを活用しないファン層にも効果的にアプローチできます。

 このように、ファンの満足度は高まるばかり。ホント、この配信サービスを実現してほしい。このブログをご覧の方でサザンの関係者をご存知なら、ぜひとも、この話を伝えて欲しい。いやいや、本気ですから。

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