Accounting

嬉しすぎる書評

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

本を書いたときに、コメントをいただけることほど嬉しいものはありません。ちょっとした一言でも、執筆した苦労が報われることもあります。

 ボクは先月、『ダイアローグ・ディスクロージャー KAMを利用して「経営者の有価証券報告書」へとシフトする』(同文舘出版 )を発刊しました。親しい人からコメントをいただくと、「あっ、そこが響いたんだ」とか「おお、そこに反応してもらえた」などと着目する箇所はさまざま。いろんな読み方をしてくださっていることに感謝するばかり。

 これらは個人的なやりとりで伺っているため、残念ながらブログに転載する訳にもいきません。本人の了承があればよいのでしょうけど、そのつもりもなくお話しされた内容のため、転載の依頼に遠慮してしまいます。

 そんな中、先日、メルマガでコメントをいただきました。株式会社スリー・シー・コンサルティングの児玉厚氏による「予算会計メルマガ」で、なんと、拙著を紹介してくださったのです。

 児玉厚サンと直接お会いしたのは、随分と前のこと。ただ、Facebook上で交流する機会があるため、そんなに会っていない気がしています。まだ『ダイアローグ・ディスクロージャー』の執筆を公表していなかったときに、Facebook上で「竹村さんなら良い本が書ける」と励ましの言葉をかけてもらったことを覚えています。

 話を戻すと、メルマガの内容は同社のブログにも掲載されています。そこで、こちらをクリックすると書評を確認することができます。

20200728(火曜日)ブログ 予算会計を学ぶ 第2091回 「火曜日テーマ:『企業予算編成マニュアル』解説」

拙著の内容を要約しながら説明を行った次に、こんな記載がありました。

久しぶりに、革新的な会計書籍に出会ったような気がした。

 拙著の内容が「革新的」だと評価を受けたのです。それも、同じ業界の先輩から、しかも「予算会計」といった新しい分野を切り開いている方からですよ。ボクの提供する価値が適切に届けられたのですから、こんなに嬉しすぎる書評はありません。

 この本は、現状の財務報告のあり方を問いつつ、新しい財務報告の内容と体制を周知することを目的としています。啓蒙書的な役割が大きいため、「革新」という言葉が最も核心を突いた表現です。そこまで伝わったことが何よりも嬉しい。

 この記載に続くのは、「経営者、経営企画、経理の方にとっての必読書」という文言。こうした方々に本書のメッセージが届くことを切に願っています。また、その伝達をお手伝いしていただいた児玉厚サンに感謝です。

 ちなみに、以前に、ボクの旧ブログ「P.S.バンブーブログEmpathy」で投稿した記事が、こちらの会社が以前に発行されていた「開示会計メルマガ」で紹介していただいたことがあります。こちらをクリックすると、ご確認できます。

メルマガ~開示会計を学ぶ~ Vol.9

決算短信に「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示が義務付けられた頃、その開示された情報を分析した結果をとりまとめていました。その記事に示唆を受けたと記載されています。以前から、こうして応援していただいていることが有り難い。

 そんな嬉しいお話しを聞いたそばから、別の方から連絡がありました。これまた驚きの申し出。良い話は続きますね。その詳しい話は、お知らせできるときまでお待ちください。

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