FSFD

ガバナンスの図に、これを足し忘れていませんか

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。) 

今後の展開を考えるなら、2023年3月期の有価証券報告書におけるサステナビリティ開示は、少しでも良いものに仕上げておきたい。開示の担当者は、そう考えていらっしゃるでしょう。

今日は2023年6月11日。そんなタイミングで、3月末決算の企業が、今から6月末までの提出に間に合わせられる方法があります。それは、決して大きな負荷がかかるものではありません。ガバナンスの図に、たった一言を添えるだけで済むものです。

もちろん、ガバナンスの図を掲載しない場合であっても、本文に説明を加えることができます。ちなみに、今日までに有価証券報告書を提出した3月末決算の企業4社のうち、3社は本文の中でこれを説明していました。

そこで、この方法を実践している海外の開示事例を紹介しながら、なぜ、それを記載すべきかの理由を解説していきます。

 

「ガバナンス」開示の海外事例-コミュニケーションの経路前のページ

サステナビリティ開示へのChatGPT活用術次のページ

関連記事

  1. FSFD

    GHG表示単位について、SSBJで何が論点とされたか

    SSBJで審議されている論点のひとつに、温室効果ガス排出量の表示単位…

  2. FSFD

    「予想される財務的影響」への定性的開示戦略

    サステナビリティ開示で困難な領域のひとつは、財務的影響でしょう。特に…

  3. FSFD

    事務局の想いが強い、サステナビリティ開示の審議動画

    サステナビリティ開示に関するセミナーで話していることは、「SSBJ(…

  4. FSFD

    電力大手の最新サイバーセキュリティ開示をISSB基準で深掘り

    デジタル化が進む現代社会において、企業にとってサイバーセキュリティは…

  5. FSFD

    SSBJ基準とISSB動向の最新情報をキャッチアップする最適なセミナー開催

    2025年1月、サステナビリティ開示に関する重要な情報を学べるセミナ…

  6. FSFD

    SSBJ基準が直面する課題、温暖化係数の更新とその影響とは

    SSBJ(サステナビリティ基準委員会)では、国内のサステナビリティ開…

  1. Accounting

    簿記のヤマ場「仕入、繰越商品」を一発で覚える方法
  2. FSFD

    SSBJ基準「要件ジャングル」からの脱出法を完全公開したセミナー
  3. Accounting

    『リースの数だけ駆け抜けて』第12話「誤解の連鎖」
  4. Accounting

    社長、その財務報告では埋没します
  5. Accounting

    資本コストやファイナンス理論を理解するための最初の3冊
PAGE TOP