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開かれた制度、固定される実務――WG報告書が内包する保証制度の逆説
サステナビリティ情報の保証制度をめぐる議論では、「誰が保証を担うのか」という問いが、しばしば正面に据えられてきました。監査法人に限定されるのか、それとも非監査法人にも門戸が開かれるのか。その是非を巡る議論です。その答えを提示するものが、2026年1月8日に、金融審議会が公表した「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」による報告…
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あの夏のチェッカーズは、こんな物語だった気がする
もし、テレビから「ギザギザハートの子守唄」が流れていた時代を知っているなら、この話は、たぶん他人事ではありません。チェッカーズの楽曲、しかも…
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「気候は重要」なのに、なぜ財務諸表は黙るのか――2025年決算で問われる“説明されない断絶”
排出削減の進捗、移行計画の策定、シナリオ分析の高度化。サステナビリティ開示をめぐる企業の取り組みは、この数年で確かに前進してきました。多くの担当者が…
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温対法は本当に「例外規定」に該当するのか
2025年12月24日に開催された第61回SSBJ会合。ここで共有された問題意識は、実務家にとってはいささか衝撃的なものだったかもしれません。というのも、これ…
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内部監査実務|会計不正リスクの見つけ方
「で、今回はどこを見ればいいんでしょうか」内部監査の打ち合わせで、誰かがそう口にした瞬間、会議室の空気が少し止まる。そんな経験はないでしょう…
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SSBJ案の「産業分類ルール」――判断構造の可視化という、見過ごされた本質
2025年12月、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)は、同年3月に最終化したサステナビリティ開示基準について、これを修正する公開草案を公表しました。本公開…
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【後発事象セミナー】ASBJの新基準公表を見据え、現行実務を正確に整理する
おそらく最も早く、「後発事象に関する会計基準」を前提とした実務対応を具体的に検討できるセミナーだと考えています。2025年12月19日、「2…
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「同じ改正を取り込んだ」はずなのに――SSBJ改正案に残る”因果の断絶”をど…
2025年12月15日、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)は、2025年3月に最終化した3つの開示基準を修正する公開草案を公表しました。その狙いは、ISS…
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ロケーション基準が「特例」からこぼれ落ちるとき――温対法とSSBJが突きつける同時準拠の限界
「ところで、監査法人さんから急ぎの相談があると伺ったんですが」監査人は一瞬、視線を落とした。「……はい。実は、スコープ2のGHG排出…
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IFRS S2・SSBJ・ISSB導入支援が交錯した一年と、12月8日セミナーの3時間
2025年は、上場企業のサステナビリティ開示責任者・担当者にとって、制度が「整った年」ではなく、「判断が最も難しくなった年」でした。IFRS S2号の的を絞っ…






