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グローバル・ベースラインの空洞化――SSBJロケーション基準提案が投げかける根源的問い
企業は、SSBJによるサステナビリティ開示基準に沿ってさえいれば、説明責任を果たしたと言えるのでしょうか。この問いは、もはや修辞的な問いかけではありません。2026年1月21日、この問いを突きつける文書が公表されました。サステナビリティ開示実務対応基準公開草案第1号です。本草案は、温対法(地球温暖化対策の推進に関する法律)に基づくSHK制度(温室効果…
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再現できる知識だけが、本物になる。
学ぶという行為が、いつのまにか「正解を当てるゲーム」になってしまうことがあります。黒板に書かれた答えを目で追い、先生の声を聞き、ノートに写す。「この…
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グローバルリスク報告書2026が描く、そのサステナビリティ開示が「古い」と言われる理由
世界経済フォーラム(WEF)は「グローバルリスク報告書2026」(以下、「GRR2026」という)を公表しました。グローバルリスク報告書には法的拘束…
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開かれた制度、固定される実務――WG報告書が内包する保証制度の逆説
サステナビリティ情報の保証制度をめぐる議論では、「誰が保証を担うのか」という問いが、しばしば正面に据えられてきました。監査法人に限定されるのか、それ…
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あの夏のチェッカーズは、こんな物語だった気がする
もし、テレビから「ギザギザハートの子守唄」が流れていた時代を知っているなら、この話は、たぶん他人事ではありません。チェッカーズの楽曲、しかも…
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「気候は重要」なのに、なぜ財務諸表は黙るのか――2025年決算で問われる“説明されない断絶”
排出削減の進捗、移行計画の策定、シナリオ分析の高度化。サステナビリティ開示をめぐる企業の取り組みは、この数年で確かに前進してきました。多くの担当者が…
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温対法は本当に「例外規定」に該当するのか
2025年12月24日に開催された第61回SSBJ会合。ここで共有された問題意識は、実務家にとってはいささか衝撃的なものだったかもしれません。というのも、これ…
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内部監査実務|会計不正リスクの見つけ方
「で、今回はどこを見ればいいんでしょうか」内部監査の打ち合わせで、誰かがそう口にした瞬間、会議室の空気が少し止まる。そんな経験はないでしょう…
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SSBJ案の「産業分類ルール」――判断構造の可視化という、見過ごされた本質
2025年12月、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)は、同年3月に最終化したサステナビリティ開示基準について、これを修正する公開草案を公表しました。本公開…
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【後発事象セミナー】ASBJの新基準公表を見据え、現行実務を正確に整理する
おそらく最も早く、「後発事象に関する会計基準」を前提とした実務対応を具体的に検討できるセミナーだと考えています。2025年12月19日、「2…








