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ESRS先行事例に学ぶ、ISSB/SSBJ基準が求める「投資家に有用な移行計画の開示」の実現
ISSBが策定したIFRS S2「気候関連開示」は、企業に対し、気候関連のリスクと機会に対応するための移行計画の開示を求めています。日本でも、SSBJが策定した国内基準はISSB基準との整合性を重視していることから、移行計画の開示は日本企業にとって重要な実務課題となっています。もっとも、ISSB基準およびSSBJ基準に基づく開示実務は、まだ本格的な蓄積の途上…
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リース期間は「契約書」だけでは決まらない――延長オプションの「合理的に確実」をどう判断するか
延長オプションを行使することが「合理的に確実」かどうか。この判断ひとつで、借手が認識するリース負債は大きく変わります。店舗、オフィス、物流拠点の契約…
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毎回再契約していても、なぜリース期間に含まれないのか――定期建物賃貸借における「延長オプション」と「…
「毎回再契約しているのだから、実質的には延長オプションがあるのと同じだろう──」会計の専門家であっても、こう考えてしまうケースがあります。し…
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5年契約でも「借手のリース期間」は5年とは限らない――定期建物賃貸借を読み解く三層判断
「うちの銀座店は5年の定期建物賃貸借契約だから、借手のリース期間も5年でよい」新リース会計基準への対応を進める企業では、このような判断が行わ…
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新リース会計基準は、なぜ「資産」ではなく「負債」から始まるのか──不動産賃借で読み解く支払回避不能性…
「不動産の賃借契約が資産計上されるやつですよね」そう言ったあと、多くの人がすぐに使用権資産の試算を始めます。しかし新リース会計基準(企業会計…
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「詳細検討」とは何だったのか——第68回SSBJ審議に残る説明責任
第67回SSBJ(サステナビリティ基準委員会)の審議を受けて、前々稿「『二度手間の回避』を標榜しながらGHGプロトコルに近づけていく矛盾──第67回…
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ISSB導入が映し出すもの――試されているのは報告書ではなく、企業の思考そのものである
ISSB基準への対応を、開示項目の追加として理解すると、その本質を見誤ります。いま企業に求められているのは、サステナビリティ関連財務開示を既存の財務…
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「二度手間の回避」を標榜しながらGHGプロトコルに近づけていく矛盾──第67回SSBJ審議が露呈した…
「二度手間の回避」を掲げる実務対応基準が、審議を重ねるほどGHGプロトコルへの差異調整、つまり二度手間そのものに向かっていく。2026年4月23日に…
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ISSB自然関連開示――なぜ「基準」ではなく「実務記述書」なのか
2026年4月22日、国際サステナビリティ基準理事会(ISSB)は、自然関連開示の今後を左右する重要な方針を示しました。自然関連開示に関する開示項目…
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制度の「外側」で起きている革命――Fast Companyのリストから読み解く、2026年へのサステ…
サステナビリティ開示の実務に携わる方々の多くは、いま、ISSBや、それを受けた日本国内のSSBJ基準といった「制度の内側」の整備に力を注いでいること…






