Accounting

財務報告の流儀 Vol.021 住友商事、あずさ

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

 文豪ゲーテが開示責任者なら、財務報告の流儀を求めたことでしょう。「一つのことが万人にあてはまりはしない。めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ」と話していたのだから。

 そこで、KAM(監査上の主要な検討事項)を早期適用した事例から、財務報告のあり方について考えていく連載が、この「財務報告の流儀」シリーズ。今回は、次の事例を取り上げていきます。

(1)事例

証券コード 8053

会社名 住友商事㈱

業種 卸売業

開示書類 有価証券報告書

決算日 2020年3月31日

監査法人 有限責任あずさ監査法人

会計方式 IFRS基準

(2)早期適用によるKAM

連結財務諸表に対するKAM

  • マダガスカルニッケル事業を営む持分法適用会社が保有する固定資産の評価
  • 欧米州青果事業における無形資産の評価
  • 鋼管事業における無形資産の減損損失の測定

個別財務諸表に対するKAM

  • マダガスカルニッケル事業を営む関係会社に対する投資の評価
  • 欧米州青果事業を営む関係会社に対する投資の評価

(ただし、いずれも連結KAMと同じ内容を扱っている)

 今回の事例から学ぶべきポイントは、次の3点です。

  • KAMの目的に純化した先に残るもの
  • 注記の意図を反映させるためにKAMを添削する
  • 単体KAMの4つの記載パターン

 同社の有価証券報告書をご準備いただき、実際の開示を確認しながら、財務報告のあり方を学んでいきましょう。いかに財務報告を良くしていくかに真摯に向き合っている人だけ、この先にお進みください。(注:無料の「財務報告の流儀(お試し版)」はこちらから。)

 

P.S.

この解説がベースになった書籍『事例からみるKAMのポイントと実務解説―有価証券報告書の記載を充実させる取り組み―』(同文舘出版)はこちら。

 

 

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