Accounting

JICPAから「KAM研究の第一人者」と呼ばれて

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

こんにちは、企業のKAM対応のスペシャリスト、竹村純也です。KAMとは、監査上の主要な検討事項のこと。

そう自ら名乗っていたら、周りから「KAM研究の第一人者」と呼ばれる状態になりました。しかも、JICPA(日本公認会計士協会)から。公認会計士を管轄する組織から、監査業務のことで第一人者と評価されるなんて有り難いことです。

今度、JICPAの千代田会が主催する研修会に、KAMに関する研修の講師としてお招きいただきました。今日の2021年12月27日、JICPAからの配信メールで、この研修のお知らせが届きました。その紹介の一部を抜粋すると、次のとおり。

 

当研修会では、日本監査研究学会、日本内部統制研究学会など学会において、KAMについて発表者として活躍しているKAM研究の第一人者である竹村純也先生(公認会計士)をお招きしてKAMの事例分析や動向についてご講演いただきます。

 

メールを見て驚いていると、前職の後輩クンから「KAMの第一人者」として紹介されていましたよ、と連絡がありました。皆さん、チェックされているのですね。

というワケで、監査が本職の公認会計士の皆さんの前で、KAMについて講演を行います。その内容として、会計専門誌に既に発表した内容と、これから発表になる内容とをミックスしたものを考えています。

だからといって、その記事を読めば良いってものでもありません。掲載いただく紙面は最大限、提供していただいているものの、それでもカットした内容やデータがあります。そうした未掲載の内容についても講演の中で紹介していくつもりのため、映画で言うとディレクター・エディションのような位置づけ。研修資料だけでも、お得な内容になるハズです。

また、今回は、オンラインではなく、リアル会場での対面による研修。そのため、参加されている方々の反応を見ながら、研修資料には記載していないことも話すかもしれません。実際、秋に開催したKAMセミナーでは、気候変動の会計と監査についても言及しましたよ。

会計士のあなたがご覧になっているなら、ぜひ、会場でお会いしましょう。私は待っています。

そうそう、千代田会以外の地区会に所属していても参加可能だそうです。参加をご希望の方は、東京会ウェブサイトよりお申込みください。

 

P.S.

ちらりと紹介したように、2022年には会計専門誌への寄稿が予定されています。それも、1月、2月と2本の予定。加えて、単行本も3月までには発売される予定。こちらも、お楽しみください。

P.P.S.

KAMについて分析した結果は、拙著『事例からみるKAMのポイントと実務解説』にてご覧いただけます。まずは、こちらの紹介ページをご確認ください。

 

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