FSFD

気候監査の静かな革命:数字が語らない監査実務の質的転換

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

日本の気候監査は、表面的な統計では捉えきれない本質的な変革を遂げつつあります。

2024年7月から2025年6月までに提出された有価証券報告書における分析によると、気候関連リスクへの監査の実施を示すKAM(監査上の主要な検討事項)が報告された企業数は、8社と前年度と横ばいでした。この数字だけを見れば、日本企業への気候監査は停滞しているように映るでしょうね。しかし、この数字の背後では、監査実務の質的な進化が確実に進行しているのです。

この「見えない革命」の実態を理解するためには、気候関連リスクへの監査の実施を示したKAMの詳細な分析が不可欠です。実例を通じて、気候監査の進化の軌跡を具体的に検証してみましょう。

 

後発事象の基準案への決起大会前のページ

サステナビリティ開示義務化の「適用除外」が招く新たなリスク次のページ

関連記事

  1. FSFD

    トーンダウンしたかのようなSSBJの審議

    SSBJ基準の審議がトーンダウンした印象を受けました。これは、202…

  2. FSFD

    移行計画の大量のガイダンスについて全体像をつかむ

    サステナビリティ開示の世界では、報告書を公表するにとどまらず、ウェブ…

  3. FSFD

    気候変動が財務報告制度に組み込まれるまでの座組

    ISSBによるIFRSサステナビリティ開示基準を的確に理解するために…

  4. FSFD

    英国サステナビリティ保証市場に潜む「未成熟」の真相とは

    日本におけるサステナビリティ保証制度の議論が具体化しています。202…

  5. FSFD

    AI時代の水依存——見えないリスクを統治する企業が生き残る

     「当社はAIを活用しているが、水を大量に使っているわけでは…

  1. Accounting

    2019年のカレンダーで楽しむ
  2. FSFD

    コネクティビティは義務になった——2026年、日本の企業報告が構造的に変わった日…
  3. Accounting

    KAM強制適用の第1号が、ついに登場
  4. Accounting

    収益認識の新基準の読みにくさを攻略する方法
  5. Accounting

    収益認識の新基準に短期間で対応するために必要なこと
PAGE TOP