FSFD

TNFDアーリーアダプターを数以外で分析してみると

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

2024年1月16日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)から、新しいリリースがありました。それは、320社の組織が、2023年9月に公表されたTNFD提言に基づく開示を始めると表明したことを取り上げています。

興味深いことに、TNFDの採用組織の数について、一部で誤った報道がありました。SNSのX(旧Twitter)では、この誤った報道の投稿がリツートされているものもあります。この光景は、前回の特別記事「リスク管理の情報源として活用したい「グローバルリスク報告書」」で紹介した短期のグローバルリスクの第1位「誤報と偽情報」そのものです。情報の一次ソースを確かめることの重要性が理解できる事象でした。

そこで、今回の特別記事では、TNFDからのリリースについて、一次ソースに基づき、内容について、早期に採用すると表明した日本企業80社のリストとともに紹介します(より早い採用を表明した57社もわかります)。加えて、日本企業がTNFD開示をどのように展開していくかについて分析した結果も解説します。数だけの分析では見えてこない景色がそこにはあります。

 

不正調査報告書から対応に直結させるA4一枚まとめ術前のページ

初開催の「気候会計・監査ハイブリッド評価」セミナー次のページ

関連記事

  1. FSFD

    確定SSBJ基準を徹底解説する先駆的セミナーを開催します

    ■企業価値向上の鍵となる新基準を、いち早く理解する2025年…

  2. FSFD

    英国が直視するサステナビリティ保証の課題と日本企業への示唆

    サステナビリティ情報について、保証の議論が増えてきました。ISSB基…

  3. FSFD

    気候開示に取り組むには、TCFDか、IFRSのS2基準か

    2023年7月6日に、金融安定理事会は、TCFDの作業が完了したこと…

  4. FSFD

    比例性メカニズムの永続的な依存は企業リスクに

    ISSB基準やSSBJ基準に基づいてサステナビリティ関連財務開示を行…

  5. FSFD

    「指標及び目標」開示の構造コンパス<気候基準版>

    気候関連の「指標」や「目標」の開示は、もはや制度対応のチェックリスト…

  6. FSFD

    SASBスタンダードは「延命」か「刷新」か

    2025年3月19日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)の第50…

  1. Accounting

    財務報告の流儀 Vol.049 花王、トーマツ
  2. Accounting

    経営力の評価に資する情報なら、『「のれんの減損」の実務プロセス』を
  3. Accounting

    海外KAM事例からの2021年3月期の決算留意事項
  4. Accounting

    有料の配信ライブとKAMとの関係
  5. FSFD

    GWP値の落とし穴と企業戦略──ISSB修正案が突きつける「比較可能性のジレンマ…
PAGE TOP