ついに、ゴールが見えてきました。今年の春過ぎから取り掛かっていた執筆の終わりが見えてきたのです。
いつもの執筆とは異なり、今回は基本的に週末しか時間がとれませんでした。平日は他のことにとられたため、執筆できたのは週末や祝日といった休日のみ。その休日も、優先すべきことがあると、すべてを使うことができない。なので、今回はかなり執筆作業が進みませんでした。
そんな中、昨日の時点で、執筆の終わりの雰囲気を掴み取れた状態でした。それが今日には、終わりが目前になっています。もう終わるという安心感の一方で、この取り組みが終わってしまうという寂しさもあります。
今回の本は、6章から構成されています。今日、書き上げたのは第1章。で、残すのは、最後の第6章の一部。
こう話すと、「あれ、頭から書くんじゃないの」と不思議がるかもしれません。最初から順番に仕上げていくのではないかと。6章立てなら、1章から書き始めていくハズ。それが今日終わるとは、どういうことか。また、最後の6章も、一部が残っているとは、どんな状態かと。
全体の構成が決まっているなら、必ずしも1章から書き始める必要はありません。とある作家養成講座を受けてから、ボクはこのスタイル。最も伝えたい部分から書き進めていきます。
ほら、熱量が高い部分から着手するほうが、取り組みやすいでしょ。また、他の箇所から書いていくと、熱量が高い部分に辿り着くまで執筆意欲を保つのも大変。それなら、一番書きたいところを書いてしまったほうが、精神的にも作業効率としても良い。
ちなみに、今回の本では、まず3章を書き上げ、次に5章を完成させました。続いて4章を仕上げて、2章を終わらせる。で、今日、1章が書き終わりました。
ただ、その間に6章の前半と最後のページを書いているため、未了の箇所は、その間の部分。だから、「残すのは、最後の第6章の一部」なんです。
未了部分も、あともう少しだけ素材を揃えれば、あとはライティングしていくのみ。この部分の構成も目に浮かんでいるため、ひたすら書き上げていくだけ。10ページ程度で、今回の本の執筆が終わる予定です。
とはいえ、初稿が書き上がるだけで、それが本になるまでは、まだ工程があります。ゲラをチェックする作業が一番大きい。また、完成しそうなのは本編部分のため、「はじめに」や「おわりに」、参考文献などはこれから。これらは、ボクの作り方的には、本編が完成しないと書けないものが今後の執筆作業として残っています。
そうそう、この原稿では、初めての試みもいくつかあるため、これまで出版してきた本とは少し色が違う印象を持たれるかもしれません。また、1年以上も毎日、ブログを書き続けてきた成果も反映されていると個人的には実感しています。「渾身の一冊」という言葉がありますが、まさにそれ。
コンテンツを踏まえると、2020年3月には発売しておきたいところ。それは、出版社との相談が必要ですね。早く、第6章の一部を仕上げないと。