FSFD

【制度開示の「孤独」を超えて】『サステナビリティ開示の最前線』が3周年を迎えて思うこと

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

 

「たった一人で、それをやり続ける価値はあるのか?」

誰にも言わなかったけれど、私は何度もそう問いかけてきました。

 

制度の行間を読み、英語原文とも格闘し、サステナビリティ関連【財務】開示という、まだ誰も答えを持たない分野で、記事を書き続けてきました。

誰から頼まれたわけでもない。
報酬も名誉も、正直言って大したことはない。

それでも——

今、2025年6月2日の記事で 119本目 になります。
2年間、一度も止まらなかった のです。

 

これは、ありがたいことに 1人じゃなかった からです。
購読を継続してくださる方々がいたからこそ、私は1本1本、更新し続けることができました。

そして何より、読者の問いかけ を想定することが、私の記事を深くしてくれました。

「この制度の意味は?」
「この事例、どう読み解くべき?」

その一つひとつが、次のテーマの原点でした。

つまり、このブログは、読者との共著でもあった のです。

 

最初は制度の概要解説でした。
でも続けるうちに、こう気づいたのです。

本当のハードルは、「知識の欠如」ではなく、「考え方の欠如」だ。

たとえば——

  • ESGは自由記述だが、財務開示には 作法 がある
  • 比較情報の取扱いは、従来型ではなく 財務思考 で判断する
  • 海外の開示事例をそのまま真似ても、日本の制度と 整合しない ことがある

このような「解説されない前提」こそが、実務のボトルネックでした。
だから私は、従来のESG開示では解けない問題 を解き続けてきたのです。

 

ISSBが動き、SSBJも整備され、ISSA5000によるサステナビリティ保証もやってくる。
いよいよ、サステナビリティ関連財務開示は「企業の競争力」になります。

それでも、現場ではまだこういう声が聞こえます。

  • 「ESGと何が違うのか分からない」
  • 「財務とどうつなげるかが分からない」
  • 「誰も社内で相談できる人がいない」

だからこそ、今、あえて言いたいのです。

ここに来れば、答えの地図があります。

制度の先を読む力、考え方の整え方、そして確信を持って説明できる「判断軸」が、ここにはあります。

 

このサブスク記事は、月額980円

でも、その価値は「情報」ではありません。

  • あなたが 1人で迷っている時間を、確信に変える場所
  • 制度の裏にある論理を、あなたの言葉で語れるようにする場所
  • 「自分は正しいことをしている」という 実感を持てる場所

そのために、私はこれからも書き続けます。
そして、あなたが必要なときに、ここでお迎えできるようにしておきます。

 

ここから、共に前へ。

SSBJ基準「要件ジャングル」からの脱出法を完全公開したセミナー前のページ

「ガバナンス開示」は、誰のために、何を語るのか次のページ

関連記事

  1. FSFD

    有価証券報告書に二つの制度が同居している——人的資本開示の構造的矛盾

    おそらく多くの企業が、いまこう理解しているのではないでしょうか。「S…

  2. FSFD

    グローバル・ベースラインの空洞化――SSBJロケーション基準提案が投げかける根源的問い

     企業は、SSBJによるサステナビリティ開示基準に沿ってさえ…

  3. FSFD

    ESRSとISSB基準:サステナビリティ開示が切り拓く競争優位の新次元

    グローバル企業のサステナビリティ開示は、いまや欧州サステナビリティ報…

  4. FSFD

    気候変動が財務報告制度に組み込まれるまでの座組

    ISSBによるIFRSサステナビリティ開示基準を的確に理解するために…

  5. FSFD

    シングル・マテリアリティという名の罠:ISSB・SSBJ基準に隠された二重構造の真実

    企業のサステナビリティ開示を取り巻く環境には、表面的な理解と実際の制…

  6. FSFD

    米国政治を口実に気候開示を遅らせることの危険性

    「米国で気候政策が後退しているから、気候関連開示、特にスコープ3の重…

  1. FSFD

    サイバーセキュリティを有報のサステナビリティ開示とするなら
  2. Career

    ワクワクが止まらない『星のビブリオ占い』
  3. FSFD

    リスク軽減活動がサステナビリティ関連リスクの識別に与える影響
  4. Accounting

    【掲載報告】あの論点が、想定外のかたちで取り上げられました
  5. Accounting

    セミナー「2023年3月期の有報サステナビリティ開示の書き方講座」
PAGE TOP